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いつも見ているものがほんの少し大きくなったら


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現在僕はメガネとコンタクトを併用しています。経験がある方はわかると思いますが、メガネを通して見ると、裸眼に比べて対象が小さく見えます。近視矯正レンズは凹レンズで、度数が強いほど小さく見えます。これに対する、とりとめもない雑記です。


僕がメガネをかけ始めたのは小学校3年生の頃、クラスで1番はやく、当初はメガネをかけて登校するのを恥ずかしく思っていたものです。遺伝もあるのか目はどんどん悪くなり、小学校6年生の頃には視力0.1を切り、それ以来かなり度数の強いメガネをかけています。学生のころはコンタクトはつけず、メガネ一筋だったので、コンタクトをつけはじめた時、それはそれは驚いたものです。だってものがことごとく大きくみえるんですもの。


いや今までが小さく見えていただけで、実はコンタクトで見た世界がスタンダードだっただけなのですが、ずっと見ていたものの認識が崩れ去る瞬間はかなりインパクトがありました。もちろんメガネをかけると小さく見えるというのは、知識としてはしっていました。目が小さくなるギャグとかやってましたしね(笑)。ですがメガネをはずすと輪郭を認識できないので、実際に身の回りのものに対してそれを確認することはできませんでしたし、それゆえあまり意識もしていませんでした。


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いざいつも見ているものがほんの少し大きくなったらどうなるか、もっとも顕著なのは食べ物です。パン屋さんを訪れるとどれもボリューミーで、価格も割安に感じます(笑)。ケーキ屋さんにいっても、今までは「この大きさでこの価格か~さすがにちょっといいお値段するな~」と思っていたものが、まーでかい安い(笑)。普段の食事でも、どれも食べごたえがあるように見えます。


逆にビュッフェなんかいくと、「全然食べられる気がしない・・・」となります。あといつもより食べすぎた感覚がして、ちょっと罪悪感が・・・。実際はいつもと変わらないんですけど(笑)。他にも中皿と小皿があり、「中皿取って~」と言われて疑いなく取ったのが小皿だったりしたこともありました。


何が言いたいかというと・・・特に何もないんですが(笑)。ただ見えているものの質感なんてものは、同じ目で見たとしても何を通して見るかで全然違っていて、目という器官が同じ構造を持っていたとしても個体差がでることも考えられます。よもや色彩識別力などの例をみると、さらに先、クオリアに思いを馳せずにはいられません。大小や色彩識別は強弱の話ではありますが、どうしてもリンクしてしまいます。


また自分が見ているものがどれほど本当のものなのか、間に1枚挟まっていないか、視覚の話にかぎらず、考えなければならない点でもあります。何しろ数年間、メガネを通して見ていた世界が揺るぎないものだと思っていて、コンタクトに変えた途端にそれが崩れ去ったわけですから。いやいや、どちらが本当の世界なのかもまた、判断ができないわけですが。はてはて夢かうつつか、この胡蝶の打鍵も、この辺でおいとまいたしましょうか。