にんじんのシフォンケーキのレシピ



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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。お野菜を使ったスイーツもちょくちょく出していこうと思っています。少し前にキャロットケーキのレシピを記しましたが、今回はにんじんのシフォンケーキのレシピを記そうと思います。動画も撮りましたのでぜひ~。


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Carrot chiffon cake にんじんのシフォンケーキの作り方


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材料


17cmシフォン型
・卵黄 3個分
・グラニュー糖(卵黄用) 40g
・サラダ油(太白胡麻油) 50g
・牛乳or豆乳 40g
・にんじん 1本(100g)
・薄力粉 45g
・強力粉 39g
・ベーキングパウダー 2g
・卵白 4個分
・グラニュー糖(卵白用) 25g

21cmシフォン型
・卵黄 4個分
・グラニュー糖(卵黄用) 53g
・サラダ油(太白胡麻油) 67g
・牛乳or豆乳 53g
・にんじん(大きめ) 1本(133g)
・薄力粉 60g
・強力粉 52g
・ベーキングパウダー 2.5g
・卵白 5個分(出来れば5個+1/3個分)
・グラニュー糖(卵白用) 33g


このブログではお馴染み、強力粉が入ったレシピになります。ただ今回はにんじんの組織が入っちゃうので薄力粉でもOKです。オイルは油臭さがない太白胡麻油がおすすめです。


シフォン型はアルミのものをお使いください。シフォンケーキは型に張り付くことで立ち上がり、冷める際に縮むのを防いでくれます。シリコンなどの型で焼いてしまうと、逆さにして冷ます際にすぽっと抜けてしまったり、縮む原因になります。同じ理由で敷紙なども不要です。



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温度が高いうちに粉を加えて粘りを出すので、粉類はあらかじめふるっておきます。


作り方


1. にんじんをすりおろす(かなり細かめにすりおろして水分が出た場合は流す)
2. オイル・牛乳を熱する
3. ボウルに卵黄を溶き、グラニュー糖を加えて白っぽくなるまですり混ぜる
4. 60℃に予熱したオイルを少しずつ加えながら混ぜて乳化させる
5. 沸騰した牛乳or豆乳も少しずつ加えながら混ぜて乳化させる
6. ふるった薄力粉・強力粉・ベーキングパウダーを入れて、泡立て器のまま粘りが出るまでしっかりと混ぜる
7. すりおろしたにんじんを加えて良く混ぜ合わせる

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卵黄とグラニュー糖をしっかりすりまぜることで膨らみも良くなりますし、熱したオイルと牛乳or豆乳を加える時に、空気が緩衝材のようになって卵がかたまるのを防いでくれます。焼き上がりのキメは粗くなっちゃうんですけれどね~。にんじんが入って比重も重くなるので、今回はしっかりと卵黄をすり混ぜていきます。そして熱いうちに粉類を入れて、泡立て器でそのままぐるぐると混ぜ、しっかりグルテンを出していきます。


8. 卵白にグラニュー糖加えて8分立てまで泡立てる
9. 角が立って少しおじぎするくらいになったら低速でキメを整える
10. 7に9を3回に分けて加え、泡立て器のワイヤーで切るようにさっと混ぜ合わせる
11. ヘラに持ち替えて底の混ざりきってない部分を中心に、さっくりと混ぜ合わせる
12. 全体が混ざったらシフォン型に流し入れ、竹串でぐるぐるまぜる
13. 中心とまわりを押さえ、底が浮かないようにしながら3回ほど台に打ち付けて空気を抜く

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卵白は角の先端がおじぎするくらい~角がピンと立つくらいに泡立てます。低速にしてキメを整えると、空洞が出来るのを防いでくれます。丁寧に時間をかけると焼き上がりの断面が全く違ってきます。ま、自分で食べる分なら多少整える時間を取ってあげればOKです。


メレンゲを3回に分けて加え、泡立て器のままさっと混ぜ合わせていきます。泡立て器だけだとボウルに接する生地がうまく混ざらないので、さいごはヘラに持ち替えて生地を一様にさせます。今回比重は計っていないのですが、45~50g/100mlくらいになるかな?


14. 170℃に予熱したオーブンで42分焼く
15. 焼きあがったらすぐに逆さにして冷ます
16. 冷めたらナイフで型からはずしてお召し上がりください
 

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シフォンケーキは高さが出るので、僕は天板なしで焼いています。途中25分くらいで焼き色をみて、焦げないように素早くアルミホイルをかぶせます。生地がマックスまで膨らんでから少し高さが落ち着いたら焼きあがりです。逆さにしないで冷ますと、重力でしぼんでしまいます。重力を逆にかけてあげると、生地は型に張り付いているのでしぼみません。


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にんじんの土臭さはまったくなく、自然な甘さと風味だけ残っています。そのままでも美味しいですが、特に生クリームと良く合います。大袋で買って冷蔵庫に大量にあるにんじんを使って、にんじんのシフォンケーキはいかがでしょうか。美味しいのぜひ作ってみてください!