紅葉の奥多摩むかし道を歩く【写真106枚】10キロって楽勝じゃんって思ってたけれど・・・



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こんにちは、生かし屋(@sakihirocl)です。先日、奥多摩に紅葉を見がてらウォーキング?ハイキング?山登り?をしてきました。前編「紅葉の大多摩ウォーキングトレイルを歩く【鳩ノ巣駅~鳩ノ巣渓谷~白丸ダム~数馬峡橋】」に続き後編、紅葉の奥多摩むかし道を歩きます。


奥多摩むかし道は奥多摩駅と奥多摩湖を結ぶ約10kmの道のりです。奥多摩駅~奥多摩湖はバスが出ていますので、片道を歩いてもう片道をバスで行くのが普通です。奥多摩駅の近くにはレンタルサイクルもあり、自転車でトレックリングすることも可能とのこと。今回は奥多摩駅~奥多摩湖までを歩き、奥多摩湖からバスで奥多摩駅まで帰ってきます。


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オーガニックお肉カフェ アースガーデン」で腹ごしらえをして、白丸駅へ。


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奥多摩駅に到着。しばらく歩くと、むかし道の案内があります。多摩川に沿って、国道道411号線から少し離れた山道を歩いて奥多摩湖を目指します。12時過ぎに奥多摩駅を出発、さて何時間かかるか!?


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のっけっから思いのほか山道で、緑が広がります。


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トンネルを発見。トンネルといえば心霊スポット。なにやら怖い雰囲気を醸していますが、好奇心には勝てない性分です。「何もいないでくれっ・・・!」と思い覗き込むと、揺れる人影が・・・。一瞬びびりましたが、普通に人でした。人だよね?(人影が見えた時点で踵を返しました。)


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気を取り直して進みます。どうやら廃線のようですね。廃線に沿って進みたい気持ちを抑えつつ、正規のルートを進みます。


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お昼時。強くなってきた日差しが木漏れ日となってきらめきます。涼しくもあり暖かくもあり、気持ちのよい気候です。


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紅葉する木があっても、この辺はまだ緑~色付きはじめでした。奥多摩湖に近づくにつれ、色付きが強くなってきます。


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しばらくすると舗装された道にでます。地元和歌山にある千葉山の舗装された山道がだいたいこんな感じなので、懐かしさを覚えます。和歌山を思い出す東京の山ってすごいな。


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再び山道感が強くなってくると、紅葉がちょこちょこと顔を見せはじめます。ところどころ見晴らしの良い場所もあって、山々が見渡せます。


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伝説の珍獣(猫)に見守られながら、ずんどこ進んでいきます。自然だけでなく、古民家もむかし道の雰囲気の一旦を担っています。かと思いとたまに別荘のような真新しい家もあったりして、そのコントラストも楽しい道中です。


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電柱に人の息を感じますね。ちなみに途中ところどころにむかし道用のトイレがあるので安心です。


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多摩川に沿っているので、ところどころ渓流が見下ろせます。ここくらいからいよいよ紅葉が目立ってきます。真っ赤・真っ黄色に色付いた紅葉もいいのですが、僕この緑~赤のグラデーションが好きだったりします。桜も葉桜が好き。


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かなり歩いて来ましたが、おそらくまだ半分もいってない感じ。山道なので体感ではやはり1.5倍くらいです。でもこれで半分なら、全然余裕じゃ~ん。


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名所、しだくら吊橋。67mの長さで、町内で1番長い吊橋です。3人以上で渡らないでくださいと書いていますから、その揺れ具合が想像できると思います。


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思いのほか揺れて足がすくみますが、見晴らしは最高です。高所恐怖症の人は無理でしょう・・・。


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振り返ってびっくり。渡るときは気づきませんでしたが、渡った側から見ると綺麗な紅葉です。渡ったまま進むと山の中へ入ってしまうので、引き返してむかし道の戻ります。最低2回渡らなければならないということなので、覚悟しておいてください(笑)。あれ?もともと5人以上で渡らないでくださいのところが3人になってるけど?


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ずいぶんと紅葉も増えてきて、色も濃くなってきました。


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しばらく歩くと、また吊橋が出現。道所吊橋です。こちらは揺れもなく渡りやすいので、吊橋初心者にもおすすめです。またそのまま行くと山へ消えることになるので引き返しましょう。倒木もありますし。


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むかし道を歩いていると、「ここ、むかしは川が流れていたんだろうな」っていうところがいくつもあります。舗装された魚道であったり、小石が溜まっているところであったり。わかるもんですね。


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むかし道はところどころに「奥多摩むかし道」という木標があってどの方向へ進むかわかりやすくなっています。でもこれがしばらく見当たらないと、「あってるの?」と不安になります。道所吊橋からしばらくはそんな道中。


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やっと「奥多摩むかし道」の木標が見え一安心したら、舗装された道から再び道なき道へ。落ち葉で舗装された木のトンネル。


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どんどん荒々しい山道になっていき、傾斜もきつくなってきました。もう「山登り」のよそおいです。再び紅葉が消え、深緑の世界。途中「この辺で熊が出ました」の看板に青ざめ、途中で振り返ったり山肌をみたり、キョロキョロと熊を注意しながら登りました。ある日森の中くまさんに出会ったらたまりませんからね。


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かなり歩いた実感が沸いてきます。遠くに見える山々とも同じ目線になってくるので、その高さがうかがえます。途中かなり傾斜がきつく、道も悪いのでぜーぜー息を吐きながら登ります。足の疲労感もマシマシ。


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やっと奥多摩湖が見えてきました・・・!そろそろ終わりかなと力が抜けます。ただ今思えばここからがながいのです。「もう終わりじゃ~ん」と気を抜いた足に下り坂→上り坂の反復練習がむち打ちます。


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しばらく下りると、民家がぽつぽつと見えてきます。「人里におりてきた・・・」と、すっかり12年狼に育てられた娘の気分で歩きます。


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と思ったら、再び山道へ。いくつか分かれ道がありますが、奥多摩むかし道と記された矢印の目標があるので、迷うことはありません。


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なーんて言ってるうちに山道というより獣道へ。もはや恒例の、これほんとにあってるの?と思いつつ進みます。「ははーん。獣道だけど、こうやって木が進行方向へ横たえてるってことは合ってるんだな?僕には分かる」と名推理。伊達に旅してないよワトソン君。


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※落石対策のフェンスの上に出ました。行き止まりです。道を間違えたようです。どうした名探偵。


結構焦りました。だってこのルート以外道っぽい道はなかったよ?ここで遭難するんじゃ?短い人生だったなあ。さっき熊が出るって書いてたっけ?熊の餌かあ。


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※戻ったら普通に道がありました。


なんでわざわざ折り返した?ちゃんと道あるし、どうして道なき道を選んだのかわかりません。僕の留まることをしらない冒険心がなしてしまったことでしょうか。冒険どころかフェンスの上に出たけど。たぶん狐につままれました。さっき人とすれ違ったし、あいつが狐です。間違いありません。


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むかし道に行く方、迷わないために気をつけるのは次の3点です。


・基本は木標があるので迷わない。
・紛らわしい場合はちゃんとした道がある方。
・狐は見抜け。人とすれ違ったらかならず振り返って尻尾が生えてないか確認。そして眉に唾をつける。


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なーんだちゃんと道っぽいところを通っていくだけじゃ~んと思っていたら、こんな道もあります。やっぱり気をつけるべきは狐ですよ。やっと人里です。すっかり12年狼に育てられた娘の気分で歩きます(2回目)。


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途中でお皿が売っていました。値段は自分で決めてねというやつ。この段は1000円くらいいただきたいですねと書いてあったので、1000円×4払ってお皿を4つ買いました。またレシピ記事で登場させます。お皿を買って増えた重さのせいなのか、この後足をつりました。あとおっぱい。


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目的の奥多摩湖口まで残り1.6km!長かった・・・。もうちょちょいのちょいじゃないですか。


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そのまま下の道で向かうことも出来ますが、こんな看板をみたらどうせなら行こうってなるじゃないですか。足もつってるけど、見る限りすぐだし。短そうだし。が、これが罠。


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図だと短く見えるじゃないですか。これがもう急勾配のつづら折りなわけです。だまされたー!と思いながら命からがら登ると・・・。


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登ってよかった・・・。西日に照らされた山々と奥多摩湖が一望できました。


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あとは奥多摩湖へ下りるだけ!散策ルートはまだまだあるけど、もう無理です。あと伝説の剣があったので抜いておきました。


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奥多摩湖!!!時刻は16時過ぎ、すでに薄暗くなっています。奥多摩駅から奥多摩湖まで、むかし道を歩いて4時間かかりました。写真を撮りながらにしてはちょっと早めだったと思います。普通に歩いて4時間、人によっては5、6時間かかるんだとか。いやーちかれた。まだバスまで時間があるので、最後に展望塔から奥多摩湖を眺めて帰りましょう。


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この仕打ちです。


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おとなしくバスを待ち、揺られること20分。・・・。20分!?4時間命がけで歩いたのを20分!?命がけだったのは名探偵ぼくもとい愚探偵ぼくのせいだけど!


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歩きはじめたのは12時過ぎでのどかなお昼時だったのに、もうすっかり日が暮れています。むかし道を歩く時は暗くならないうちに着くように、秋~は遅くても12時過ぎに出るべきでしょうね。


10キロって聞いて楽勝じゃんって思ってましたが、意外とハードでした。後半はもう山登りでしたし。本格的な装備は必要ありませんが、最低限歩きやすい靴と服装で、水分と軽食くらいは持っていきましょう。


途中までは自然+古民家などむかしの人の息遣い、途中からは登山が楽しめます。変わる景色を楽しみながら、ちょっと力を入れたウォーキング・ハイキング・トレッキング。東京ながらもぞんぶんに自然を楽しめる奥多摩むかし道を辿ってみたはいかがでしょうか。


(参考:奥多摩むかし道 - 奥多摩観光協会(PDF))


思っていたよりハードでしたが、その分歩ききったときの疲労感が爽快感がたまりません。翌日は背中と太ももがちょっと筋肉痛になりましたけど(笑)。楽しい日帰りの旅でした!東京の西のほうがまだまだ行ったことない場所がたくさんあるので、のんびり制覇していこうと思います。次は鍾乳洞かな~!


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