女の子っていい匂いがしますよね。ついつい嗅いじゃいます。でも最近は匂いを嗅ぐだけで痴漢になるという新型痴漢なんかも話題だそうで、健全に嗅ぎたい男子としては肩身が狭い思いです。(健全に嗅ぐってなんだ?)
普段使っているものがいい匂いだから仕方ないのですが、いい匂いをさせときながら嗅ぐと痴漢って、「チョコレートあげるけど食べたら顎にアッパー」みたいなもんじゃないですか(違う)。
かくいう僕も長髪で女性用のトリートメントを使っているので、「髪だけはいい匂い系男子」なのですが、満員電車で後ろからおっさんにけつもんだされた経験がありますから、その不快感は想像がつきます。男の尻を揉んで、お気の毒に。
女の子の匂い=シャンプーの匂いじゃない
さてそんな中、「女の子の匂い=シャンプーの匂い」だと思っている男子は多いんじゃないでしょうか。何かにつけて女のからいい匂いがすると、「シャンプーの香りだ!」と喜ぶ男子を何人みたことか。
そんな「女の子の匂い=シャンプーの匂い」だと思っているすべての男子に告ぎます。
必ずしも、「女の子の匂い=シャンプーの匂い」ではありません!
ではなにか。髪から香るものは大抵、トリートメントやコンディショナーの匂いです。自分で使ってみて実感するのですが、シャンプーの香りなんて上書きされます。朝シャンではシャンプーだけの場合があると思いますが、シャンプー→コンディショナー、トリートメントの流れなので、髪から香るいい匂いはトリートメントやコンディショナー由来であることがほとんどだと思います。周りの女子に聞いても賛同が得られました。
髪以外で言えば、香水は言わずもがなですが、周りに聞いて多かったのがボディクリーム。他には香水より控えめなボディミストや、手に限ってハンドクリーム。衣類だと柔軟剤やリネンウォーターですね。他にもあるのかな?
なので大抵、「女の子の匂い=シャンプーの匂い」ではありませんし、「女の子の髪の匂い=シャンプーの匂い」っていうわけでもないんです。
蛇足もいいところな例え
Bちゃん「ありがとうございます(トリートメントの匂いなんだけどなあ)。」
これじゃあ赤っ恥もいいところです。ですがこの記事をお読みのみなさんはもう、他の可能性があることを熟知しています。安直に「シャンプーの匂いがするねえ」なんて言わずに、鑑識よろしく分析するのです。柔軟剤などは種類も限られているので把握しておきましょう。パルファム、オードパルファム、オードトワレ、オーデコロンの区別がつく嗅覚まで身につけられたら上級者です。
A君「Bちゃん、ボディクリームのいい匂いがするねえ。」
Bちゃん「きも」
的中です。これなら赤っ恥をかかなくて済みます。このあと蔑み続けられることにはなりますが。
みなさんも、女の子のいい匂いに対する正しい認識を持ちましょう。