こんにちは、生かし屋(@sakihirocl)です。ベーシックなプリンの記事を書いていなかったので、今回は基本のなめらかプリンのレシピです。
材料
・グラニュー糖 80g
・水 37g
アパレイユ
・牛乳or豆乳 250g
・生クリーム 130g
・バニラ
・グラニュー糖 80g
・全卵 2個
・卵黄 2個
バニラはバニラビーンズまたはバニラペースト、バニラオイル、お持ちのものをお使いください。バニラビーンズなら2cm程度、バニラペーストなら小さじ1/4~1/3程度、バニラオイルだと10滴程度が目安です。
・オーブンを150℃に予熱する
蒸し器があるなら短時間で仕上がるのでお手軽です。あとバニラビーンズの場合、牛乳or豆乳+生クリーム+こそいだバニラと鞘を容器に入れ、一晩置いて香りを移すとなおよしです。
作り方
2. 時々ゆすりながらカラメル色になるまで加熱する
3. はねるので火傷しないように注意し、シンクの中などで残りの水を加える
4. 容器にカラメルを入れて、冷蔵庫で冷やしておく
水をいれる時は本当にはねるので注意してくださいね。シンクの中で、鍋を向こう側に傾けて、手前の鍋底に水をおとすと、被害が少なくてすみます。
6. ボウルに全卵2個・卵黄2個・グラニュー糖の80gの残りを入れてよくすりまぜる
7. 5が沸騰直前まで温まったら、6を混ぜながら少しずつ加える
8. 注ぐのに適した容器に濾して入れる
9. プリンの容器に注ぎ、表面の泡をアルコールやガスバーナーで消す
泡が多く濾してもかなり残る場合は、落としラップをして横に引くと取れるという裏技ちっくなのもあります。
11. 60mlなら25~30分、90mlなら35~40分、それ以上なら40~60分を目安にかたまるまで蒸し焼きにする
12. 蒸し器の場合、蒸し器の蓋を少しずらした状態で60mlなら8分、90mlなら9~10分を目安にかたまるまで蒸す
13. 軽くゆすって表面が大きく波打たなければOK
14. 粗熱がとれたら冷蔵庫で冷やして出来上がり
全卵と卵黄は溶いてからグラニュー糖を入れてください。卵黄に当たったままおいておくとダマになります。思いっきり混ぜなくても良いですが、なめらかになるまでは混ぜます。後で温めた牛乳or豆乳+生クリームを加えるので、その際に含んだ空気が緩衝材のようになり、卵がかたまるのを防いでくれます。
泡を消す際に用いるアルコールは食品に使えるパストリーゼなどに限りお使いください。ガスバーナーでさっとあぶっても泡が消えます。どちらもなければスプーンですくってください。
プリンの難しいところは変数だらけで出来上がり時間が前後する点です。まず牛乳or豆乳+生クリームをどれだけ温めるかで火の入り方が違ってきます。なんなら温めなくても出来るわけですが、なかなか火が入らないので湯気が立つくらいまでは温めるのがベターです。それから湯煎焼き用のお湯の温度で、どのタイミングから蒸気で満たされるのかが変わってきますし、オーブンのサイズにもよりますね。加えてプリンの容器のサイズは家庭によって様々でしょうから、人によって全然時間が変わってきます。
なので慣れるまでは、条件を同じ(生地の温度、お湯の温度、容器のサイズ)にして試行錯誤してください。上のように様々な容器のサイズを使う場合は、途中で出来上がったものから取りだしています。蒸し器なら確認もしやすく、火も入りやすいので比較的お手軽です。
途中でゆらしたりするとかたまりにくくなるので、目安の時間をもとに我慢してみてください。火が入り過ぎても、食べられるには食べられますからね(笑)。プリンは衛生管理・温度管理をきちんとするとかなり日持ちするのですが、家庭ですので3日を目安に食べきってください。
卵黄と生クリームを多めにした、濃厚でなめらかなプリンです。はじめて作る際、比較的失敗の可能性が高いスイーツですが、慣れれば感覚で分かってきますし、一度に大量にも作れますので、ぜひトライしてみてください!