赤外線放射温度計が料理にめっちゃ便利なので紹介する



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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。たまに開催されるキッチンツールの紹介、今回は「赤外線放射温度計」です。


赤外線放射温度計


こういう風にピストルのようなっている温度計でして、


赤外線放射温度計で温度を測定する様子


目安としてレーザーポイントが出るので、温度を測りたいところに向けてスイッチを押すと、


赤外線放射温度計のディスプレイ表示、大理石の温度が19.1℃と表示されている


このように、一瞬で、触れることなく温度が測定出来るというものです。


料理に使う時、通常のスティック状のを直接当てて測る温度計と違って、


・直接つける必要がないので、洗い物が増えない
・ワンタッチで測定できるのでスピーディ


という利点があります。

ただ注意しないといけないのが、


・正確ではなく、基本は数℃の誤差が出る


という点。


赤外線放射温度計はその名の通り、物体から出る赤外線をもとに温度を測るのですが、同じ温度でも物体によって赤外線の量が違ってきます。

これを「放射率」といって、高性能な赤外線放射温度計だと設定できる(それでもぴったり正確ではないです)のですが、僕が使っているものは安いので、この「放射率」が固定になっています。

なので測るものによって誤差が出ちゃうんですよね。


ということで、正確に1℃、0.1℃単位で正確性を求められる料理には使えません。でも、


揚げ物してて今大体何℃だろ~、170℃くらいになったら投入しよ!


って時とか、


お湯を沸かしていて今大体どのくらいだろ?ああまだ50℃だからちょっとキッチン周り掃除しよ~


とか、そういう、大体の温度が把握できればいいという場面で、一瞬で非接触で測れるのがめちゃくちゃ便利なんです。



例えば、卵を焼くとき、箸につけた卵液がじゅっとなるくらいって言われますよね。

それも、その時の温度を測っておけば、次からは同じ温度になれば投入すればいいわけです。

こんな感じで、普段料理をする方ならめちゃ便利に使えます!



あと色んなとこの温度測るの楽しいです(笑)。

室温の分布とか把握したりね。




僕が持っているのは、A_Lifeというよくわからないメーカー?の赤外線放射温度計です。

放射率を設定したいとか、有名メーカーのものなら1万円くらいになるのですが、とりあえず大体の温度が適当に測れればいいという僕みたいな使用用途の場合は1500円くらいで買えるので、料理、特に揚げ物とかよくする人はもっておくと便利だと思います!