最近和菓子をちょくちょく作っておりまして、あんこを使う機会も多いので家で仕込んでいます。多く使うなら買うより経済的ですし、甘さも調整できるのでおすすめです。
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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。少し前に、こんな記事が話題になっていました。
ちなみ元記事はこちらです。
なんとパスタをローストしてから茹でると、ナッツやトーストに近いロースト香がするんだとか。で、当の記事(TABI LABO)では試していないと。はてなブックマークでもそこにつっこむコメントで溢れているのですが、ここでも誰も試していない様子。そして「パスタ ロースト」などで調べても全く検索でヒットしない・・・。こういうのは試さずにいられないのが料理人の性分、やるしかない・・・ということでやってみました。動画も撮ったのでぜひ~!
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元記事にあったように、アーリオ・オーリオでシンプルに仕上げてみます。
10分でかなり深く色付きました。匂いはグリッシーニのよう。水漬けパスタの要領で浸水させます。パスタをローストしている以外は、普通にアーリオ・オーリオと同じ工程を踏みます。
アーリオ・オーリオはちゃんと作ろうと思えばそこそこ難しいパスタです。茹で汁の塩分量で味が決まり、その時のソースの量がベストになるような塩分濃度でパスタを茹でていきます。舐めてちょっとしょっぱめ、味噌汁以上海水未満といったところでしょうか。大きくうまみとなる味付けがなされないので、乳化が命です。最初に茹で汁を加えた時はそこそこの乳化でOKです。最後にフライパンを煽って完全に乳化させます。難しい方は小麦粉を少量加えたり、油:茹で汁=1:1にして泡立て器でよく混ぜ、パスタを湯切りして加えることである程度安定して作ることができます。
肝心の、食べてみての感想はというと・・・。まず驚くほど弾力があります。元記事でも書かれていましたが、ぶりんとしたゴムのような食感です。香りはナッツやトーストのようだと言ってしまえば大げさですが、ほのかにそのフレーバーがあります。「外国で嗅いだことのあるような匂い」には大いに同意します。
ただし味は、普通のパスタの方が美味しいかな~(笑)。ことアーリオ・オーリオにおいては特に、ローストしたパスタの食感・風味・味がにんにくとオリーブオイルとマッチしているとは思いませんでした。カチョエペペにすると風味は合いそうですが弾力とはマッチしなさそうですね~。個人的には食感を生かしてイカなどの魚介と合わせるのがいいのかなと思いました。またペスカトーレなどで試してみようと思います。ただ精力的に作っていこうと思えたパスタかというと、残念ながらそうではありませんでした。うーん、パスタ史をゆるがすには程遠いかな~。
興味がある方は試してみてください。人によってはグッとくるかも?
スイーツに限らずですが、料理の見た目が楽しいとより美味しく食べられます。目で楽しんで、舌でも楽しめる、そんなリンゴの薔薇タルトのレシピを記そうと思います。3つの工程に分かれているので、手間こそ多少はかかりますが、それぞれは難しくないので、時間さえあれば簡単につくれます。
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アップルリングっていう菓子パンをご存知ですか?第一パンから発売されている、1個あたり1434kcalというカロリー爆弾なんですが、そのアップルリングの味をイメージしたアップルパンを作ってみました。ま、アップルリングを食べたことないんですけれど(笑)。あとリングですらありません(アップルリングとは?)。
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少し前にポルチーニ茸のパスタのレシピを記しましたが、今回はポルチーニ茸のリゾットのレシピを記そうと思います。普段お米を食べないのですが、珍しく家にあるもので(笑)。お米があってももっぱらリゾットにしかしません~。
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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。あれよあれよと5月に突入し、外の様相もピンクから黄緑になってまいりました。よもぎの季節真っ盛りということで、今回はよもぎどら焼きのレシピを記そうと思います!動画も取りましたのでぜひご覧ください!
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今回はよもぎ粉を使います。フレッシュなよもぎをすり潰して使う場合は、よもぎ50gで水との合計が70gになるように調整してください。どら焼きなので重曹を使います!重曹はベーキングパウダーと違って横に膨らむ性質があり、独特の風味が「どら焼きの味」にしてくれます。色がつく性質もありますので、どら焼きには重曹が使われます。重曹がない場合はベーキングパウダーでも出来ますが、仕上がりや味に若干の差異がでちゃいます。
6. フライパンを熱して油を少量入れてペーパーで拭き取り、濡れ布巾に置いて温度を均一にする
7. 生地を流し入れ、弱火でじっくり焼く
8. 表面に気泡が出てきたら裏返し、裏面も焼き色がつくまで焼く
9. 同じ大きさになるようにお玉の大きさで目星をつけて次々焼いていく
10. 乾燥しないようにぴったりとラップをして冷ます
11. 冷めたらあんこを好きなだけ挟んで出来上がり!
薄力粉を混ぜる時、はじめはごくゆっくり混ぜてあげると粉を飛ばさずに済みます。油がフライパンに残っているとまだら模様になるので、はじめの1枚はきれいな焼き色がつきません。2枚目からは余分な油がなくなって、きれいで均一な焼き色がつきます。鉄のフライパンの場合は全体に油がなじむので、薄く均等になるくらいの油の量で大丈夫です。色付きがいいので弱火で、じっくり焼いていきます。
乾燥しないようにラップをして冷ましますが、ぴったりラップをしないと水滴がついて、生地がふやけるだけでなく雑菌の温床にもなるのでご注意ください。
味はほっこりと、自然の風味あふれる皮にあんこの自然な甘さがマッチします。お茶と食べると美味しいですね~。普段洋菓子ばかり作っていますが、たまには和菓子も乙なものです。よもぎの旬であるこの季節にいかがでしょうか。