こんにちは、生かし屋(@sakihirocl)です。先日、奥多摩に紅葉を見がてらウォーキング?ハイキング?山登り?をしてきました。日帰りでしたが長いので、大多摩ウォーキングトレイル編と奥多摩むかし道編の2編に分けて記事にしようと思います。今回は大多摩ウォーキングトレイル編、ゆったり歩きます。
朝早く・・・といっても8時過ぎに家を出て、ダブル遅延をくらいながら電車にゆられること2時間弱。紅葉の時期ですが、平日だったので奥多摩行きの電車も穏やかなもの。元気なお年寄りにまぎれて鳩ノ巣駅を目指します。みんな奥多摩に行くのかと思いきや、登山なのか途中で降りる方も多くて、はやくも「また来よう」と思いながら、10時過ぎに無事鳩ノ巣駅に到着しました。
鳩ノ巣渓谷への道中、やたらと人懐っこい門番に行く手を阻まれます。この前に別で旅行に行っていたのですが、そこでも駅を降りたら野良猫がいて、じゃれあっていたら30分遅延するという苦くも淡い思い出がはやくもよみがえります。こんなところで時間を使うわけには・・・。
※たっぷり遊びました。
気を取り直して、鳩ノ巣渓谷へ歩を進めます。
はとのすこはし。声に出すと息が抜けることうけあいです。橋の上から見る景色にはやくもリフレッシュ。がっつり紅葉!って感じではないですが、緑の中に色付いた木々、これでもかっていうくらい水色の川と岩に目をひかれます。
けっこう荒々しい道を歩きます。これ、東京なんだぜ。渓流の音を耳に、足元に注意しながらよちよりと進みます。
どんどん岩場が増えてきます。
自然の音を聞いていると、どんどん心が澄んでいきます。いやもともと摩周湖もびっくりな心の透明度をほこっている僕ですけれども。
白丸ダムが見えてくると、いったん山に入ります。紅葉とは程遠い針葉樹林です。針葉樹林のストラクチャの強い感じに涼しさを感じます。
白丸ダム。ここからはダムに沿って歩道を歩きます。平日なこともあって人の往来は少なめでちらほら。ハイキングや山登りはすれ違うときに声を掛け合うのが気持ちいですね。
水面に落ち葉がかたまって、なかなか綺麗なものです。もっと水が済んでいたらよけいに綺麗なんでしょうけれど。カヌーを漕いでいる人もいて、横目にずんずん進んでいきます。
山からダムに流れ込む水流もあって、ところどころぬかるんでいます。途中カヌー置き場があって、勝手に「カヌーの墓場」と名付けました。たぶんまだ現役でしょうに、お気の毒です。
川の向こう側には紅葉が見えますが、こっち側はリューイーソー。「足ざわりの良い道」ってありますよね。僕はこの短い木の橋を歩くときの足の感触が大好きです。こつんと軽く、向こう側に何もない短い響きが心地よい足ざわりです。
数馬峡橋が見えてきて、旅路の終わりをさとります。どうやらダムからここまで1.2km、鳩ノ巣から白丸は2.1kmとのこと。きれいに舗装されてない道なので、体感は1.5倍くらいでした。
川辺~ダム沿い・山沿いと自然の中をハードル無く歩けるので、どなたでも楽しめるコースでした。鳩ノ巣渓谷沿いがちょっと足場が悪いので、とくに雨の日は注意です。大多摩ウォーキングトレイルはこの区間だけでなく、古里駅~奥多摩までの8.3km・3時間半を好きな区間で区切って歩けます。体力や時間、目的地に応じて奥多摩観光に組み込んでみてはいかがでしょうか。
(参考:大多摩ウォーキングトレイル - 奥多摩観光協会(PDF))
ほどよい疲労感と爽快感を心地よく感じながら、ふと目をやると「オーガニックお肉カフェ」が・・・。
入るっきゃないでしょ。ってことでこの記事に続きます。
数馬峡橋からの眺め。
腹ごしらえを終え、奥多摩に移動してむかし道を歩きます。その様子はこちら!