ゆるり?弾丸?東京湾の無人島「猿島」お散歩 ~前編~



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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。3月上旬のこと。寝る前に明日の天気を見ていると、快晴&温かい気温&風無し。よし、明日は5時に起きて猿島に行こう。


ってことで猿島に行ってきました。2月くらいから行こうと思っていたのですが、冬で土日しか船が出ていなかったんです。それが3月になって毎日船がでるようになって平日で人が少ないところを狙えるということで、弾丸で行ってきました。


5時に起きて準備をし、6時に家を出て8時に横須賀中央駅に。歩いて15分ってことで8時30分の船によゆーじゃんと思っていたら、色々寄り道していたらなんと29分。最後はダッシュでチケットを買ってフェリーにのりこめー。


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ってことで、船から撮った写真からはじまります。時間あるから出航前の船を撮って~なんて思っていたのですが、いちご大福より甘い考えでした。


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いよいよ出航。「無人島」と聞くと大仰な感じがしますが、なんとあれよあれよと10分足らずで着きます。


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ど快晴。朝1番の便でしたが、乗り合わせたのは20人ほど。意外と多い。


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着きました~。桟橋からすぐのところにBBQができる砂浜があり、夏は人でごったがえすようです。この時期に来てよかった・・・。今回は散策・散歩が目的なので、史跡と自然へ。


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外国人の方に「猿はどこ?」と聞かれ、「猿はいないと思います」と答えるところからお散歩スタート。ちなみに日蓮上人だかが嵐で漂流したところを、白いサルによって導かれて島にたどり着いたという伝説から「猿島」と呼ばれるようになったらしいです。猿はいません。


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すぐに歴史遺産があるエリアに入ります。猿島は要塞の島で、かつては砲台が置かれていたんだそう。自然の中に遺産としてのレンガの建物が佇む姿は、なんというか高揚感があります。


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ここらへんで心がウキウキと猿の「ウッキー」をかけたギャグでも放り込もうと思ったのですが、なんとか正気に戻ったのでご報告まで。ちなみに2枚目の写真はトイレだったものです。


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レンガはフランス式。レンガの横の小さい長方形を小口、大きい長方形を長手といいますが、長手と小口を交互に、そして互い違いに積むのがフランス積みです。ちなみに一段に長手だけと小口だけが交互になっているのがイギリス積み・オランダ積み。長手段を積み上げて一段小口積みを挟むのがアメリカ積み。小口だけならドイツ積みです。


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弾薬庫。ざわざわとわくわくが入り乱れます。


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めちゃくちゃいい天気ですが、日が当たらないところは苔むしています。なにやら掘られた文字も。遺産感がすごい。近くで見たら凹凸と苔のディティールがすごいですよ。


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切通しの兵舎・弾薬庫を抜けるとトンネルがあります。名前は「愛のトンネル」。やたらと素敵なネーミングです。


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誰かと手をつなぎたくなるから愛のトンネルだとか。あぁ無情、ひとりでトンネルを歩きます。


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トンネルを抜けるとそこは・・・。


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あ~なんかアニメ映画っぽい!ジ○リっぽい!何と何尋の神隠しっぽい!(笑)

ここはなにか、特別な感じがします。3方をトンネルに囲まれて、自然に侵食された人工物。いや、もとは自然を人工物が侵食していたのを、時を経ていつしかといったところでしょうか。


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見上げると、絶景でした。張り巡らされた根。植物の躍動感。真っ青な空。さんさんと照る、でも3月のちょっとやさしい暖かな木漏れ日。


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先に進みます。ここを抜けると砲台跡や海に面したエリアに入ります。


前編はこのへんで、続きは後編で!



猿島の基本情報
ホームページ
https://www.tryangle-web.com/
運航時刻
・夏期:3月1日~11月12日(毎日運航)
猿島行き→8:30~16:30まで1時間おき
帰り便 →8:45~15:45まで1時間おき+最終便17:00
・冬期:11月13日~2月末日(土日祝日のみ運航)
猿島行き→9:30~15:30まで1時間おき
帰り便 →9:45~14:45まで1時間おき+最終便16:00
料金表(往復乗船料)
大人:1300円、小学生:650円、小学生未満無料
別途、猿島公園入園料:15歳以上200円、小・中学生100円


~使用機材~
・SONY ミラーレス一眼 α7 II ILCE-7M2
・SONY Vario-Tessar T* FE SEL1635Z (16-35mm F4 ZA OSS)