こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。東京湾の無人島「猿島」お散歩記の後編です。前編は「ゆるり?弾丸?東京湾の無人島「猿島」お散歩 ~前編~」をご覧ください。
トンネルを抜けたら、砲台跡や海に面した自然豊かなエリアです。
道があったり、海を見渡すと向こうに横浜や房総半島が見えるので、ぶっちゃけ無人島感があまりありません(おい)。ここは海に面した砲台跡。
それでも、この見晴らしは最高です。波の音、鳥のさえずり、船のエンジン音。おもわず伸びをしてしまいます。
また別の海に面した広場。ちょっと休憩です。ここで少しレンズを変えて撮影。
Helios 44-2というロシア製のオールドレンズで、光によってはロシアっぽい白い映りになったり、ぐるぐるのボケが出たりします。58mm・F2。かなり古いレンズで状態も完全なものではないので、独特の色ものります。ほぼ撮って出しですが、光の入り方でずいぶん違う表情を見せてくれるレンズです。
再びレンズを16~35mmに戻して、少し海の方におりてみました。ここは釣りのポイントらしいですね。釣り人が数人いらっしゃいました。父親を連れてくると喜びそう。
再び緑の中に戻りました。
今回お気に入りの1枚。は~たまらんばい。
快晴で木に囲まれているので、影や木漏れ日が目に止まります。
ここの抜けると、前編の最後の方のトンネル三叉路に出ます。光の方向的に微粒子が見えるんですが、すごい勢いでホコリっぽいものが通っていました。匂いも独特で、切通しからの通り道ですからそういう構造をしているのでしょう。
少し登山間隔で、緑の中を進みます。先程のように時おり海や対岸が見えるのがなんとも素敵な景色です。
展望台に出ました。
展望台が設置されている広場なので景色は相変わらず最高なのですが、それよりも展望台。今は立入禁止になっています。前編の要塞もそうですが、かつて使われていたもののあの佇まいは何なんでしょうかね。夢の跡というか、残滓というか。
ここも砲台跡。
特徴的な木もたくさんありました。形にも、理由があるんだろうなあ。かつてあったものとか、それに合わせて生えた植物、またそれらが無くなってからの植物など、考えながら見るとまた面白みが増します。
展望台・・・つまり高いところなので、ここからは桟橋まで下り坂です。
芽吹きの赤と、栄えの赤と、陰りの赤。
また、海が見えてきました。
桟橋にほど近い広場です。もうすぐお昼時、太陽の位置も高くなってきまして、相変わらず雲ひとつ無い快晴です。
桟橋あたりに戻ってきました。もう1周しようかと悩みましたが、すでに2時間ほど歩いているのに気づき、船が来るまでしばらく休憩。
薄っすらと、富士山も見えます。ほんとにうっすら!でもなんか嬉しい!
船を待っている途中に、またレンズをHelios 44-2に付け替えました。ロシアンホワイト。
桟橋に向かいます。グッバイ猿島。
来た船をみてびっくり。行きは20人くらいで空き空きだったのに、お昼にもなると船の2階まで人でいっぱいです。ああ、もう1周しないでよかった・・・。ちなみに10時半、つまり3回目の便ですね。平日なのにこんなに人が来るんだと驚きました。
桟橋からみた横須賀。近いですね~。
船に乗り込みました。行きは1階だったので、帰りは2階で。このレンズ、光によってはキリッと映ります。相変わらずHelios 44-2は撮って出しです。
横須賀が近づいてきました。ありがとう猿島。楽しいお散歩でした。弾丸かつゆるりとした旅も終わり・・・といってもまだ11時前なんですよね(笑)。
このあと三笠公園でスナップしたあと、横須賀中央駅までの道中もスナップしたのでまた別の記事で!
猿島、横須賀中央駅から30分ほどで着くくらいアクセスもよく、気軽に無人島と史跡を味わえるので、気になった方はぜひ訪れて見てください!
https://www.tryangle-web.com/
運航時刻
・夏期:3月1日~11月12日(毎日運航)
猿島行き→8:30~16:30まで1時間おき
帰り便 →8:45~15:45まで1時間おき+最終便17:00
・冬期:11月13日~2月末日(土日祝日のみ運航)
猿島行き→9:30~15:30まで1時間おき
帰り便 →9:45~14:45まで1時間おき+最終便16:00
料金表(往復乗船料)
大人:1300円、小学生:650円、小学生未満無料
別途、猿島公園入園料:15歳以上200円、小・中学生100円
・SONY ミラーレス一眼 α7 II ILCE-7M2
・SONY Vario-Tessar T* FE SEL1635Z (16-35mm F4 ZA OSS)
・Helios 44-2 M42 58mm f2
前編はこちら・・・!