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ローストしたパスタでアーリオ・オーリオを作ってみました


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少し前に、こんな記事が話題になっていました。


tabi-labo.com


ちなみ元記事はこちらです。


food52.com


なんとパスタをローストしてから茹でると、ナッツやトーストに近いロースト香がするんだとか。で、当の記事(TABI LABO)では試していないと。はてなブックマークでもそこにつっこむコメントで溢れているのですが、ここでも誰も試していない様子。そして「パスタ ロースト」などで調べても全く検索でヒットしない・・・。こういうのは試さずにいられないのが料理人の性分、やるしかない・・・ということでやってみました。動画も撮ったのでぜひ~!


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ローストしたパスタで作るアーリオ・オーリオ


材料


・パスタ 100g
・塩 適量
・にんにく(スライス) 1かけ
・オリーブオイル 大さじ1.5
・イタリアンパセリ(ざく切り) 適量


元記事にあったように、アーリオ・オーリオでシンプルに仕上げてみます。


作り方


1. パスタを170℃に余熱したオーブンで8~10分ローストする
2. 水に浸して冷蔵庫で3時間~、パスタが柔らかくなるまで浸水する 
3. フライパンににんにく・オリーブオイルを入れて弱火にかける
4. 弱火でじっくりオイルににんにくの香りを移す 
5. たっぷりのお湯に舐めてしょっぱいくらいに塩を入れて、パスタを茹でる

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10分でかなり深く色付きました。匂いはグリッシーニのよう。水漬けパスタの要領で浸水させます。パスタをローストしている以外は、普通にアーリオ・オーリオと同じ工程を踏みます。


6. にんにくがほんのり色付いたらイタリアンパセリの半量を加える
7. 茹で汁を大さじ1加えてフライパンをゆすり、3割乳化させる(この段階で火は消してOK)
8. 2~3分茹でてパスタに火が通ったら湯切りせずに、フライパンでソースと合わせる
9. 混ぜて完全に乳化させる(味見して塩気が足りない場合やソースが少なすぎる場合は茹で汁で調整する)
10. 残りのイタリアンパセリを加えてお皿に盛ったら完成!

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アーリオ・オーリオはちゃんと作ろうと思えばそこそこ難しいパスタです。茹で汁の塩分量で味が決まり、その時のソースの量がベストになるような塩分濃度でパスタを茹でていきます。舐めてちょっとしょっぱめ、味噌汁以上海水未満といったところでしょうか。大きくうまみとなる味付けがなされないので、乳化が命です。最初に茹で汁を加えた時はそこそこの乳化でOKです。最後にフライパンを煽って完全に乳化させます。難しい方は小麦粉を少量加えたり、油:茹で汁=1:1にして泡立て器でよく混ぜ、パスタを湯切りして加えることである程度安定して作ることができます。


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肝心の、食べてみての感想はというと・・・。まず驚くほど弾力があります。元記事でも書かれていましたが、ぶりんとしたゴムのような食感です。香りはナッツやトーストのようだと言ってしまえば大げさですが、ほのかにそのフレーバーがあります。「外国で嗅いだことのあるような匂い」には大いに同意します。


ただし味は、普通のパスタの方が美味しいかな~(笑)。ことアーリオ・オーリオにおいては特に、ローストしたパスタの食感・風味・味がにんにくとオリーブオイルとマッチしているとは思いませんでした。カチョエペペにすると風味は合いそうですが弾力とはマッチしなさそうですね~。個人的には食感を生かしてイカなどの魚介と合わせるのがいいのかなと思いました。またペスカトーレなどで試してみようと思います。ただ精力的に作っていこうと思えたパスタかというと、残念ながらそうではありませんでした。うーん、パスタ史をゆるがすには程遠いかな~。


興味がある方は試してみてください。人によってはグッとくるかも?