へこまないガトーショコラのレシピ&焼き縮みを防止するコツと工夫

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。ガトーショコラといえば中心がへこんでいる印象がありますよね。あれはあれでぎっしりしていて美味しいんですけど、へこまずふわっとしたガトーショコラも作りたい!食べたい!という方に向けて、へこまないガトーショコラのレシピを記そうと思います。


同時にへこまない方法・コツ・工夫も書いていきます。今回の作り方ならへこむどころか表面がしわしわにすらなりません。



へこまないガトーショコラ、切り分けた後と1ピース
へこまないガトーショコラ、濃厚Ver、切り分けた後と1ピース



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ガトーショコラがへこむ原因と防止策


ガトーショコラがへこむのは次の点が原因だと考えられます。

  1. へこむ配合である(ふくらみ、それを支える粉類が少ない)
  2. 中心に火が入っていない
  3. 焼き上がり時の蒸気が生地を巻き込んでしぼむ


基本的な製法・工程に間違いがないなら、大体このあたりが原因だと思います。


ネットやレシピ本で出回っているレシピはどれも比較的粉類が少なめです。なのでどれも濃厚!ずっしり!が売りになっていると思います。

ずっしりなガトーショコラも美味しくて好きですが、「へこませないガトーショコラ」を作るなら配合を変える必要があります。


また中心に火が入っていないと、その部分に引っ張られて生地を維持できず、しぼんでへこむ原因になります。

そして最後、焼き上がりは生地内に蒸気が充満している状態になります。これがそのまま冷えると、圧力の差で生地をまきこんで収縮してしまいます。なので蒸気を逃してやる必要があります。


この辺をおさえて、作り方でポイントを示していきましょう。


材料


15cmケーキ型
・チョコレート 45g
・生クリーム 45g
・バター 35g
・卵黄 2個分
・薄力粉 13g
・ココアパウダー 27g
・卵白 2個分
・グラニュー糖 67g


特徴としてはそもそもチョコレートが少なめで、その分粉類におけるココアパウダーの比率が高め、メレンゲ分のグラニュー糖多め、バター気持ち少なめって感じです。大体ふつうのガトーショコラは倍の量のチョコが入っています。


チョコレートは製菓用のカカオ分55%のものを使用しています。出来れば55%前後のものを使ってみてください。



湯煎用につかったお湯をそのまま加熱して湯煎焼き用にするといいです。大体1Lくらい用意しておくと安心。


作り方


1. ボウルにチョコレート45g・生クリーム45g・バター35gを入れて湯煎で溶かし混ぜ乳化させ、卵黄2個を加えて手早く混ぜる
2. 別のボウルに卵白2個分を入れてハンドミキサーで泡立て、軽く泡立ったらグラニュー糖67gを3回に分けて加え、その都度ツヤが出て溶け込むまで泡立てる
3. 角がお辞儀するくらいまで泡立てたら低速に切り替えてキメを整え、きめ細かくツヤがあるしっかりしたメレンゲにする
4. チョコの生地にメレンゲの1/3を加えて泡立て器orヘラでさっくりと混ぜ、混ざりきらないマーブル状の状態で薄力粉13g・ココアパウダー27gをふるい入れる
5. 同様にさっくりと混ぜ合わせ、粉っぽさがなくなったら残りのメレンゲをさらに2回に分けて加えさっくりと混ぜ合わせる
6. 最後にヘラで切り混ぜ生地を均一に整え完全に混ざったら、型紙を敷いたデコ型に流し入れ、竹串で数周ぐるぐるして生地の状態を均一にする
7. 140℃に予熱したオーブンで40分湯煎焼きし、焼き上がりすぐに数回落として蒸気を抜いて冷ます
湯煎にかける卵黄を混ぜるメレンゲを立てる
最初のメレンゲを混ぜる粉類を混ぜる最後のメレンゲを混ぜる
生地出来上がり型に流して竹串でぐるぐる湯煎焼き用のバットに入れお湯を注ぐ
へこまないガトーショコラ
へこまないガトーショコラ、切り分けた後
へこまないガトーショコラ、1ピース



工程としては通常製法ですが、ポイントは次の3点です。

  1. しっかりしたキメの細かいメレンゲをつくる
  2. 生地は温かい状態を保つ
  3. 焼き上がりに落として蒸気を抜く


まず1つ目のポイントは泡が潰れないようなしっかりしたメレンゲを作ることです。なので卵白と同量程度のグラニュー糖を配合しています。

グラニュー糖が多いので、普通の泡立てるとべちゃっとなります。はじめにそこそこ泡立ててから、3回に分けてグラニュー糖を加え、その都度よく馴染んでツヤが出るまで泡立てます。

最終的に角がお辞儀するまで泡立て、低速でキメを整えます。キメを整えないと焼きあがった生地の気泡が乱れたり、大きな気泡が入る原因になります。

しっかりメレンゲを立てても割れないため・しっとり焼きあげるための低温湯煎焼きです。



へこまないガトーショコラ、上から



次に2つの目のポイントは生地は温かい状態を保つことです。これには複数理由があります。


まず乳化の促進ですね。バター・チョコ・生クリーム・卵黄の油分と水分ときちんと結びつけてあげ、均一で状態の良い生地にする必要があります。乳化は温かいほうがやりやすいので、これが1つの理由です。


そして生地の流動性を高め混ぜやすくするためでもあります。温度が低いとバターやチョコレートを筆頭に流動性が失われかたくなってきます。

こうなると粉類もメレンゲも混ぜ込みにくくなり、混ぜすぎや泡をつぶすことにつながります。無駄な力を入れずスムーズに・状態よく混ぜ込むためには生地の温度を高めに保つ必要があり、これが2つ目の理由です。


最後に一応ですが中心に火が入らない・生焼けを防いで生地を均一に焼くためとも言えます。生地の温度が低いと中心部が焼けるまで時間がかかりますので、一応理由として挙げますがあえて冷やすとかしなければこれはほぼ大丈夫です。


へこまないガトーショコラ、切り分けた後と1ピース、アップ


最後、3つ目のポイントは焼き上がりに底を落として蒸気を抜くこと。そのままだと圧力の差で生地を巻き込んで縮んでしまうので、焼きあがったら火傷に注意しながらトントンと落として蒸気を抜いてあげます。これもやらなければすごい凹む!ってわけじゃなないですが、凹む要因を少し減らせます。


へこまないガトーショコラ、濃厚Ver
へこまないガトーショコラ、濃厚Ver、切り分けた


ちなみに↑は最後の混ぜ具合を多くして比重を高めたもの。同じ配合でも混ぜれば混ぜるだけ少しずつ濃厚さがアップしていきます。逆にふわっと仕上げたい場合はあまり混ぜないようにするとOK、ただ若干凹みやすくなります(はじめの方の写真を見てもらえば少~しだけ中心に勾配が向かっていますよね、こういう感じです!)。


ガトーショコラ…クラシックショコラといっても色々あります。訳すとチョコレートケーキですからね(笑)。ずっしり、ふわふわ、濃厚、色々ありますが1つの形としてへこまない=しっとり濃厚でありながら軽めでふわっとしているガトーショコラのレシピでした。

とっても美味しいのでぜひ作ってみてください!


他にも色々ガトーショコラのレシピを記していまして、↓の2つ。




上のはずっしり濃厚なガトーショコラ、下のは多少ふわっとしているけどずっしり感もあるガトーショコラ、そして今回のがふわっとしながらしっとりなガトーショコラです。お好みのものでどうぞ!


食感・味等劣りますが、とにかく材料がない・面倒だという方は卵とチョコだけの材料2つで出来るガトーショコラもあります(笑)。


手に入りやすいチーズで焼くクアトロフォルマッジ(4種のチーズのピザ)のレシピ

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。ピザを食べたいと思うときはいつも突然です。今回も朝起きてひとこと。「クワトロフォルマッジ」が食べたい、と。

ってことでスーパーなどで比較的手に入りやすい4種のチーズで焼くクアトロフォルマッジのレシピです。動画も撮りましたのでぜひご覧ください!


クアトロフォルマッジ


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材料


・準強力粉 185g
・塩 4g
・ドライイースト 1g
・水 110g
・シュレッド(ミックスチーズ) 3つかみ程度
・ゴルゴンゾーラ ピカンテ 50g
・モッツァレラ 70g
・パルミジャーノ・レッジャーノ 全体的に
・はちみつ


クアトロなのかクワトロなのかは発音次第ということで置いておいて、クアトロは「4つの」、フォルマッジで「チーズ」という意味で4種類のチーズを使ったピザがクアトロフォルマッジです。


一般的にはゴルゴンゾーラ、タレッジョ、モッツァレラ、パルミジャーノ・レジャーノの組み合わせが一般的ですが、タレッジョがなかなかスーパーでは見ないんですよね。

なので今回はタレッジョをシュレッド・・・つまりスーパーでよく見る細切りのミックスチーズに置き換えて作っていきます。



オーブンは予熱完了しても温度があがりきっていない場合があるので、予熱完了してから数分置いてから焼くといいです。


作り方


1. ボウルに準強力粉185g・塩4g・ドライイースト1g・水110gを入れてヘラでぐるぐる混ぜる
2. まとまってきたら手でまとめる
3. 台に取りだしてこねていく
4. 数分~十数分、耳たぶほどのやわらかさになるまでこねる
5. 丸めてボウルに入れ、ラップをして常温で5時間~10時間放置する
6. 温かめのところなら5時間、寒いと10時間、夏で暑すぎるなら冷暗所に置く
7. 見た目ふくらんでいればOK(ラフに行きましょう)
混ぜはじめの様子
こねている様子
1次発酵前
8. 直径27cmほどの円形にのばしてオーブン用シートにのせる
9. チーズを全体的にちらす(大きいものはちぎる)
10. 上段に天板ごと250℃に予熱したオーブンにすべらせて入れ、15分ほど焼く
11. 美味しそうな焼き色がついたら出来上がり
のばす様子成形の様子焼く前


こまけえことはいいんだよってことで生地つくって焼きます。天板ごとオーブンの最大温度で十分に予熱し、ケーキクーラーやダンボールなどを使ってすべりこませます。


全体的に良い焼き色がついたら焼き上がりです。


ミックスチーズにもよるんですが、今回の組み合わせだととろ~りよりはカリッとよりです。動画の通りクワトロフォルマッジははちみつをつけて食べるとめっちゃ美味しいんですが、個人的にはちみつとあわせるならカリッとのほうが美味しいんですよね~。


クアトロフォルマッジにはちみつをつける様子


食事にあわせるのはもちろん、はちみつをかけておやつ感覚で食べられます。チーズの塩気とはちみつの甘味で、甘じょっぱくってワインにもきっと合います(僕は飲まないので本当に合うかはわかりゃーせん)。


ピザのレパートリーの1つにぜひ、作ってみてください!

混ぜるだけで簡単 チョコチュイルのレシピ【卵白消費にも】

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。バレンタインもいよいよということで、チョコのレシピ記事が増えていきます。今回は混ぜるだけで簡単にできるチョコチュイルのレシピです。

チュイルは薄いせんべいのような食感で、パリッとカリッと美味しいお菓子です。


チョコチュイル


材料


卵白を1としたときの比率
・卵白 1
・グラニュー糖 1
・薄力粉 2/3
・ココアパウダー 1/6
・バター 4/5

今回の分量
・卵白 38g(1個分)
・グラニュー糖 38g
・薄力粉 25g
・ココアパウダー 6g
・バター 30g


卵白で作るので、余っている卵白消費にもうってつけです。卵白の量に合わせて作れるように比率を記してあります。お好きな量でどうぞ!



作り方


1. ボウルに卵白1個分・グラニュー糖38gを入れてすり混ぜる
2. 薄力粉25g・ココアパウダー6gをふるい入れ、泡立て器のままゆっくり粉っぽさがなくなるまで混ぜる
3. 鍋にバターを入れて火にかける
4. 混ぜながら溶かし、8割溶けたところで火から外して、あとは余熱で溶かす
5. 2のボウルに溶かしたバターを加える
6. ゆっくりと混ぜ、完全に乳化(一体化)させる
粉類をふるい入れた様子溶かしたバターを加えた様子
7. オーブン用シートを敷いた天板に、ティースプーン山盛り1杯ずつくらい落とす
8. 直径7センチメートル・厚さ2mm程度の薄い円形に広げる
9. 190℃に予熱したオーブンで8分を目安に焼いて出来上がり
10. 火傷に注意して、熱いうちにオーブン用シートを丸めて冷ますと瓦型になる
11. 焼き立ては多少柔らかいけど冷めるとパリッとなる
オーブン用シートの上に生地を広げた様子焼けた後すぐ丸めた様子
丸めたのを広れば瓦型の出来上がり
チョコチュイル2


どんどん混ぜていくだけなので簡単です。特にコツもありません。焼き時間は薄さによって違ってきますので、7分あたりから様子をみながら、一部が少しだけ焦げはじめたら焼き上がりです。


焼き立てはまだやわらかいので、熱いうちに丸めて冷ますと瓦型になります。チュイルとは瓦型の意、もちろん丸めず平らなまま冷ましてもOKです。


チョコチュイル3


食感は軽くパリッとカリッと。香ばしく美味しいチョコの味がちゃんとします。混ぜるだけで簡単にできて卵白消費にもなるので、ぜひ作ってみてください!

口が楽しいオレオチョコマフィンのレシピ

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。先日の「ミニマフィン型で作る、ひとくちオレオチーズケーキのレシピ」の余りのオレオを使って、オレオチョコマフィンを作ったのでレシピでも。

マフィンカップで作ればそのままラフな贈り物にもできますね。


オレオチョコマフィン


材料


・バター 70g
・水あめ 15g
・全卵 1個
・グラニュー糖 35g
・牛乳or豆乳 40g
・薄力粉 97g
・ココアパウダー 10g
・ベーキングパウダー 3g
・オレオ 4枚+トッピング用4~5


マフィンカップ4個分です。今回は3個で焼いていますが、結構膨らむので4個がおすすめです(笑)。



作り方


1. 鍋にバター70g・水あめ15gを入れて火にかける
2. 混ぜながら加熱し、バターがほぼ溶けたら火からおろし、残りは余熱で溶かす
3. ボウルに卵1個・グラニュー糖35g・牛乳or豆乳40gを入れてすり混ぜる
4. 2の溶かしたバターを卵液に加え、よく混ぜて乳化(一体化)させる
バターと水あめを溶かす卵とグラニュー糖と牛乳or豆乳を合わせる
5. 薄力粉97g・ココアパウダー10g・ベーキングパウダー3gをふるい入れ、ヘラでさっくりと混ぜ合わる
6. 粉っぽさがなくなったらオレオ4枚を1/4程度に砕いて生地に混ぜ込む
7. マフィンカップに詰め、トッピング用にオレオを半分にわって差し込む
8. 180℃に予熱したオーブンで25分前後を目安に焼く
9. 竹串をさして生地がついてこなければ焼き上がり
粉類を混ぜる様子混ぜ終わり
マフィンカップに詰める焼く前
オレオチョコマフィン2


ポイントはとにかく乳化(一体化)と、粉類を加えてからは練らないこと。ここだけ気をつければ混ぜるだけで簡単につくれます。


焼く前に赤いのが見えますよね?フリーズドライのラズベリーをトッピングしたんですが焼いたら消えました(笑)。


オレオチョコマフィン3


ふわっとしっとりマフィンの中に、オレオのザクザク感と独特の味が楽しいマフィンです。小さめに作ってプレゼントにも。簡単で美味しいのでぜひ作ってみてください!

苺を使ったお菓子・スイーツのレシピまとめ!

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。このブログではいくつも、苺を使ったお菓子・スイーツのレシピを紹介してきましたが、その中でも人気のレシピをまとめようと思います。

レシピへのリンクと使う材料を書いているので、作りたいもの・作れるものを見つけてみてください!


苺を使ったお菓子・スイーツのレシピまとめ アイキャッチ

いちごのショートケーキ


いちごのショートケーキ


使う材料15cm丸型
・全卵 2個
・グラニュー糖 60g
・薄力粉 65g
・サラダ油 20g
・牛乳or豆乳 18g


シンプルないちごのショートケーキ。共立てのスポンジケーキの作り方・コツからナッペ・・・クリームの塗り方まで解説しています。誕生日やイベントなどでぜひ!


苺とココナッツのマフィン


苺とココナッツのマフィン

使う材料・ココナッツオイル(サラダ油) 35g
・全卵 1個
・グラニュー糖 50g
・薄力粉 110g
・ベーキングパウダー 3g
・苺 4個
・ココナッツミルク 40g
・バター 35g


相性の良い苺とココナッツを合わせたマフィンです。ココナッツオイル→サラダ油、ココナッツミルク→牛乳or豆乳に変えれば普通に苺のマフィンになります。しっとり美味しいマフィンです。


面倒くさい工程を省略した、簡単にできる苺のムース


苺のムース

使う材料・苺 85g
・牛乳or豆乳 80g
・生クリーム 125g
・グラニュー糖 25g
・粉ゼラチン 5g
・水 33g


本来ムースは冷やしながらかたさを調整したり、意外と工程が多いスイーツです。このレシピは面倒な工程を省略し、ゼラチンを手早く混ぜ込むだけで出来る苺のムースになっています。


いちごヨーグルトムースケーキ


いちごヨーグルトムースケーキ

使う材料
・いちご 100g
・プレーンヨーグルト 350g
・グラニュー糖 95g
・粉ゼラチン 10g
・水 50g
・生クリーム 150g
・グラニュー糖 15g
・土台としてジェノワーズ(1~1.5cm)またはビスケット(75g)+バター(55g)


スポンジケーキを土台にした、すっきりとした苺とヨーグルトのムースケーキです。さっぱりといくらでも食べられます。


苺とラムケーキのプチガトー


苺とラムケーキのプチガトー

使う材料18cmパウンド型
・全卵 90g(1.5個)
・水あめ 15g
・グラニュー糖 70g
・サラダ油 20g
・薄力粉 70g
・アーモンドパウダー 30g
・ベーキングパウダー 2g
・バター 100g
・ラム酒 10g
シロップ
・グラニュー糖 5g
・水 10g
・ラム酒 15g
クレーム・シャンティ
・生クリーム 50g
・グラニュー糖 4g
・苺 適量


美味しいラムケーキの上に生クリームと苺をトッピングしたお菓子です。洋酒の香りと苺が相性抜群です。


型なしで焼ける、いちごのパンビー(パン・コンプレ)


いちごのパンビー

使う材料・卵黄 2個分(37g)
・グラニュー糖(卵黄用) 20g
・卵白 2個分(80g)
・グラニュー糖(卵白用) 40g
・薄力粉 35g
・コーンスターチ 10g
・生クリーム 100g
・グラニュー糖(生クリーム用) 8g
・いちご 1パック弱(10個ほど)
・ミント お好みで


型をもっていなくても焼ける、普段お菓子作りをしない人でも簡単にできて美味しいケーキです。デコレーション次第でかなり豪華になるので、あなどるなかれです。


ろうそくをイメージ、キャンドルケーキ


キャンドルケーキ

使う材料ビスキュイ・ジョコンド(24cmロールケーキ天板)
・全卵 115g(2個分)
・水あめ 12g
・サラダ油 24g
・アーモンドパウダー 90g
・薄力粉 24g
・ベーキングパウダー 1.5g
・卵白 72g(2個分)
・グラニュー糖 30g
フロマージュ・クリュ(レアチーズ)
・クリームチーズ 140g
・グラニュー糖 21g
・ラム酒 3g
・レモン汁 4g
・生クリーム 180g
トッピング
・生クリーム 50g
・グラニュー糖 4g
・苺 6個


工程が多くなってきます。アーモンドパウダーを多く使ったビスキュイ・ジョコンドというロールケーキのような生地に、レアチーズをろうそくに見立てています。味はもちろん見た目も楽しめるスイーツになっています。


苺のムースロールケーキ


苺のムースロールケーキ

使う材料ロールケーキスポンジ(24cm)
・全卵 2個
・グラニュー糖 30g
・薄力粉 35g
・サラダ油 10g
・牛乳or豆乳 11g
いちごのムース
・いちご 50g
・牛乳or豆乳 50g
・生クリーム 75g
・グラニュー糖 15g
・粉ゼラチン 3g
・水 20g
いちごホイップ
・生クリーム 70g
・グラニュー糖 7g
・フリーズドライいちごパウダー 2g
トッピング
・いちご 4個


トヨ型にロールケーキ生地を敷き、苺のムースを流しかためた苺のムースのロールケーキです。中のムースは上で紹介した面倒な工程を省いたムースを使っています。工程は多いですが、意外と手間はかからないと思います。


苺のムースとレアチーズのケーキ


苺のムースとレアチーズのケーキ

使う材料ビスキュイ・ジョコンド(24cmロールケーキ天板)
・全卵 115g(2個分)
・水あめ 12g
・サラダ油 24g
・アーモンドパウダー 90g
・薄力粉 24g
・ベーキングパウダー 1.5g
・卵白 72g(2個分)
・グラニュー糖 30g
フロマージュ・クリュ(レアチーズケーキ)
・クリームチーズ 85g
・グラニュー糖 13g
・ラム酒 2g
・レモン汁 3g
・生クリーム 110g
苺のムース
・いちご 75g
・生クリーム 50g
・グラニュー糖 10g
・粉ゼラチン 2g
・水 18g
苺のコンフィチュール(ジャム)
・いちご 75g
・グラニュー糖 30g
・水あめ 8g


ビスキュイ・ジョコンド、レアチーズケーキ、ビスキュイ・ジョコンド、苺のムース、苺のジャムが層になったケーキです。手間はかかりますが、至福のスイーツです。


通年~特別な日まで楽しめる苺スイーツ


苺を使ったお菓子・スイーツのレシピをまとめてみました。また新しいレシピが加われば追記します。


苺のスイーツは普段のおやつから特別な日まで演出してくれます。マフィンや簡単ムースなどさっと作れるものをおやつにしたり、クリスマスや誕生日には見た目から豪華なデザートがあれば楽しいですよね。

どれも美味しいので、気になったものをチェックしてみてください!

混ぜるだけで簡単にできるチョイスブラウニーのレシピ

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。市販のお菓子をつかってラフなお菓子を色々作れそうだと思っています。ま、大体ブラウニーかチーズケーキにぶち込むことになるんですが(笑)。


そんな中、有名どころですがバタークッキーの「CHOICE(チョイス)」を使ったチョイスブラウニーのレシピを記そうと思います。インスタグラムなんかでたまに見ますね。混ぜるだけの簡単レシピなのでバレンタインにもぜひ!


チョイスブラウニー


動画でもどうぞ~↓


材料


15or18cmスクエア型orマフィン型等
・全卵 2個
・グラニュー糖 35g
・チョコレート(カカオ55%前後) 100g
・バター 80g
・薄力粉 30g
・ココアパウダー 5g
・CHOICE 12枚


チョコレートはカカオ55パーセントのものを使っています。市販の板チョコ2枚でも砂糖の量はそのままで作れます。

型は基本18cmで、厚くなりますが15cmでもOK。マフィン型やカップケーキ型でも焼けます。



オーブン用シートの敷き方は、パウンド型の大きい版だと思ってもらえればOKです。(参考:パウンド型:オーブン用シートのきれいな敷き方)


作り方


1. ボウルに卵2個を溶きグラニュー糖35gをすり混ぜる
2. 小鍋にチョコレート100g・バター80gを合わせて弱火で溶かし混ぜる(湯煎やレンジで溶かしても○)
3. 卵液に溶かしたチョコレートを加えて良く混ぜ、しっかり一体化させる(泡立てない)
4. 薄力粉30g・ココアパウダー5gをふるい入れ、ヘラに持ち替えてさっくり混ぜ合わせる
5. 粉っぽさがなくなったら型に流し入れ平らにし、好みでナッツやクッキーをトッピングする
6. 180℃に予熱したオーブンで15~20分(薄いなら15分、マフィン型等厚いなら20分)焼いて出来上がり
ボウルにバターとチョコを入れた様子バター+チョコと卵液を合わせる様子
粉類を入れた様子スクエア型に入れた様子
焼く前焼き上がり
チョイスブラウニー2


基本混ぜていくだけで出来ます。ポイントとしては乳化しやすいように温度は高めであわせること、粉類を加えてからは練らないように混ぜることですね。

ちゃんと油分と水分が混ざっているとなめらかで舌触りがよく焼きあがります。この混ざるのを乳化というのですが、乳化は温かいほうがしやすいんですよね。しかも温かいとチョコとバターの流動性が高くなって粉類も無理な力をかけずに混ぜ込むことができます。


切るように混ぜるとは、ヘラを切り入れてそのまま「の」の字を書くように底からヘラを返し、同時に左手でボウルをまわして混ぜていくことをいいます。練ってしまうと小麦粉のグルテンが出てもっちりと食感が悪くなってしまいます。


チョイスブラウニー3
チョイスブラウニー4


切り分けて、バレンタインにラフに配るにもいいんじゃないでしょうか。


しっとりなめらかなブラウニーに、サクッとバターが香るチョイスが美味しいチョイスブラウニー。日をおけばチョイスのほうもしっとりしてきて、こうなるとまた一体感が出て美味しいんですよね~。簡単で美味しいのでぜひ作ってみてください!

ミニマフィン型で作る、ひとくちオレオチーズケーキのレシピ

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。ひっさしぶりにオレオを買ってきました・・・がそのまま食べるのはなんだかな~と思い、、ひとくちオレオチーズケーキにしたのでレシピを記そうと思います。


ひとくちオレオチーズケーキ


材料


・クリームチーズ 200g
・グラニュー糖 60g
・卵黄 1個
・全卵 1個
・生クリーム 40g
・豆乳 60g
・レモン汁 4g
・ラム酒 4g
・コーンスターチ 7g(なければ薄力粉10g)
・オレオ 適量


12個取りのミニマフィン型で作ります。生地はマフィンカップ2個分くらい余るので、残りは適当に焼くといいです。



クリームチーズを柔らかくする時は、熱しすぎて爆発または溶けてしまわないように少しずつ。レンジによって強くあたる場所が違うので、数十秒ずつ向きを変えて加熱するとグッドです。


作り方


1. ボウルに柔らかくしたクリームチーズ200gを入れて泡立て器でほぐし、グラニュー糖60gをすり混ぜる
2. 卵黄1個を加えてよく混ぜる
3. 全卵1個を加えてよく混ぜる
4. 生クリームを加えてよく混ぜる
5. 豆乳60gを2回に分けて加え、その都度よく混ぜる
6. レモン汁4g・ラム酒4gを加えてよく混ぜる(2~6まで、すべてなめらかになるまで混ぜる)
柔らかくしたクリームチーズにグラニュー糖をすり混ぜる様子卵などを順に混ぜていく様子
7. コーンスターチ7gをふるい入れ、粉っぽさがなくなってなめらかになるまで混ぜる
8. ヘラに持ちかえて底から混ぜて生地の状態を均一にする
9. グラシンを敷いたマフィン型にぎりぎりまで流し入れ、オレオで蓋をする
10. 170℃に予熱したオーブンで20分焼いて出来上がり(大きい方の場合は25分~35分)
コーンスターチを入れて混ぜる様子マフィン型に生地を流した様子
オレオをのせていく様子焼き上がり
ひとくちオレオチーズケーキ2ひとくちオレオチーズケーキ3


生地は混ぜていくだけ!ダマにならないように、少しずつ混ぜてなめらかにするのがポイントです。ボウルのままだとミニマフィン型に注ぎにくいので、計量カップなどに入れてから注ぐとこぼれません。

グラシンぎりぎりまで注いで、オレオで蓋をします。オレオの底にちょっとだけ生地がついている状態です。焼くと生地がふくらんでちょっと左右にずれます。


ひとくちオレオチーズケーキ マフィンカップバージョン焼く前ひとくちオレオチーズケーキ マフィンカップバージョン


残りの生地は適当に、今回はマフィンカップで焼きました。焼き時間は30分強でした。竹串をさして数秒おき、唇にあてて熱ければ焼き上がりです。中心温度は90°弱です。


ひとくちオレオチーズケーキ4


ふつうのよく見るチーズケーキの配合より水分・粉類を少なくしています。柔らかく生っぽい、クリームチーズの濃い味が堪能できます。少し加えたラム酒がいい味だしてるんですよね~。とっても美味しいのでぜひ作ってみてください!