普通の餃子の作り方

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。作りたいものをこのブログの検索欄で検索してもらえるように、何の変哲もない、普通のレシピ記事も増やしていければと思っています。目指せ!個人クック○ッド!今回は普通の餃子です。でもキャベツか白菜かとか、割りと家庭によって差がでますよね。僕はもっぱら白菜派です。動画も撮ったのでぜひご覧ください~。



普通に餃子 作りました


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材料


■皮
・薄力粉 100g
・強力粉 100g
・塩 ひとつまみ
・熱湯 100g

■餡
・白菜 1/8個
・白ねぎ 1本
・ニラ 1束
・にんにく 2片
・豚ひき肉 400g
・酒 大さじ1.5
・醤油 大さじ1.5
・オイスターソース 小さじ2
・生姜パウダー 少々
・ごま油 大さじ1

■タレ
醤油:酢=1:1+ラー油


アレンジは自在です~。あ、ちなみに皮は1人分ですが、餡は皮に対して大量に出来る分量です(笑)。この後追加で皮を作って包み、冷凍しておくのが僕のスタイルです。


作り方

1. ボウルに薄力粉・強力粉・塩・熱湯を混ぜて、粉っぽさが無くなってからしばらく、しっかりこねる
2. ボウルにラップをして1時間寝かす

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3. 白菜はみじん切りにして塩を揉み込んで少し置く
4. 白ねぎ・ニラ・にんにくをみじん切りする
5. 白菜の水気を絞って、餡の材料をすべて袋で合わせる
6. 全体がしっかり混ざって粘り気がでるまで袋をモミモミする

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7. くっつかないように片栗粉をふりながら、皮の生地の棒状にのばし、切り分けてめん棒で円状にのばす
8. 餡を皮に包む
9. フライパンを火にかけてごま油を少々敷き、餃子を並べる
10. フライパンが十分熱くなったら餃子の半分がつかるくらいまで水を注ぐ
11. 蓋をして水分がなくなるくらいまで蒸し焼きにする
12. 音で判断し、水がほぼほぼなくなったら蓋を取ってごま油をまわしかける
13. 底にきれいな焼き色がつくまで焼いて完成!

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餡に味がついているので、タレは無しでも食べられます。あるときは手羽餃子にしたり・・・。


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手羽先の骨は指で周りの肉をこそぐように離して、まわしながら引っ張ると取れます。あとはフライパンで蒸し焼き→焼き色をつけるように焼くか、オーブンで180℃、20分くらい焼けば出来上がりです。そしてまたあるときは水餃子にしたり・・・。


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スープも飲める水餃子。餃子を煮て中華スープの素とちょっぴりの醤油で味を調整すれば出来上がりです。餃子の餡から味が出て、美味しい水餃子・・・スープ餃子が楽しめます。またあるときは揚げ餃子に・・・と言いたいところですが、この生地はすごく伸びるので、かなり薄くしないと揚げ餃子には向きません。伸びるので包みやすいんですけどね~。


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動画のが雑だったので、割りときれいに作った例。ちょっと皮に糖類・油分・澱粉を入れています。上新粉を加えるともっちり&カリッとした皮になるので、こちらもおすすめです。粉の10パーセントくらい加えてみてください。


餃子の味はそれぞれの家庭の個性がでると思います。たまに人の個性で作ってみるのも楽しいですね~。自分の家の餃子と違う!という方はぜひ一度作ってみてください!

常備菜にもぴったりなキャロット・ラペ

普段は朝食にパンやスイーツをたらふく食べて、昼や夜ごはんの主食を抜きにして野菜とタンパク質を中心に食べるのですが、レシピ開発やらでパスタやご飯ものを食べるときは、朝食に野菜やタンパク質を取り入れています。そんな時にヘビーローテションするのがキャロット・ラペです。フランス語で、「すりおろしたにんじん」という意味ですが、すりおろさずに作ります(笑)。おろし金で粗くおろして作るよりも、細く千切りにした方が美味しくできると思います。


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【動画あり】ザクザク美味しいクッキーシューのレシピ

こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。クッキーシューって美味しいですよね~。カロリーを上乗せして、ザクザクの美味しさを得ることができます。こう書くとちょっと「うっ」となりますが(笑)。今回はそんなザクザク美味しいクッキーシューのレシピを記そうと思います。動画も撮りましたのでぜひご覧ください~。


クッキーシュー


Choux suédois クッキーシューの作り方


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材料


クッキー生地
・バター 50g
・粉砂糖 50g
・薄力粉 50g
・アーモンドパウダー 30g

パータ・シュー(シュー生地)
・牛乳(or豆乳) 100g
・グラニュー糖 4g
・塩 1g
・バター 50g
・薄力粉 60g
・全卵 2個~

クレームレジェール
・クレーム・パティシエール(カスタードクリーム)

卵黄 2個
グラニュー糖 35g
コーンスターチ 10g
牛乳 175g
バニラオイル 3滴程度
バター 15g
・クレーム・シャンティー(ホイップクリーム)
生クリーム 150g
グラニュー糖 10g


構造としてはシュー生地の上に安定性のないクッキー生地(熱が入ると横に広がる生地)をのせて焼きます。配合は基本的に下のシュークリームと同じですが、水20g+牛乳80gのところを牛乳100gにしています。タンパク質多めで、かための生地ですね~。


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長くなるのでカスタードクリームについてはこちらをご覧ください。ポイント・コツを記してあります。


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作り方


1. ボウルで柔らかくしたバターを混ぜてクリーム状にし、粉砂糖を半量ずつ加えて良く混ぜる
2. 薄力粉・アーモンドパウダーをふるい入れ、切るように混ぜてひとまとめにする
3. ラップに挟んで厚さ3~5mmにのばし、冷凍庫で冷やしかためる
4. かたまったら取りだし、5cm前後の丸いクッキー型でくり抜く
5. 残りの生地をまとめてまたのばし、抜いた生地と共に再び冷凍庫で冷やしておく

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今回は5mm以上の厚さにしてみました。ちゃんと膨らみますがさすがに綺麗でなく半球形になったので、画像より薄めがおすすめです。シュー生地が出来上がるまで冷凍庫にいてもらいます。余ったら普通にクッキーとして焼けます。卵が入ってない広がる生地なので、薄く広がったクッキーが焼けます。


6. 鍋に牛乳・グラニュー糖・塩・バターを入れて火にかける
7. バターを溶かしながら加熱し、沸騰したら火を切ってふるっておいた薄力粉を一気に加える
8. ひとまとまりになったら再び火にかけ、焦がさないように切るようにして混ぜながら、1~2分前後炒める
9. ボウルに移し、溶いた卵を少しずつ加え、その都度混ぜて一体化させる
10. 生地をまとめてヘラから落としたときに、ヘラに残った生地が逆正三角形になるかたさまで卵を加える

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8の工程でどれだけ炒めたか(水分を飛ばしたか)によって卵の量が変わります。なので材料には全卵2個~となっています。作るたびに、ちょっとですが卵の量が変わります。大体2個半くらいであればちょうどいいと思ってください。2個までで足りちゃうと炒めなさすぎ、3個以上入っちゃうと炒めすぎです。ま、ちゃんとヘラから落として逆正三角形のかたさにしていれば膨らみます。卵はタンパク質が含まれているので、膨らみ方と仕上がったシューの状態は若干変わりますがね~。


11. 丸口金をセットした絞り袋につめて、オーブン用シートを敷いた天板に感覚をあけて絞る
12. 冷凍庫から出したクッキー生地をのせる(再度まとめた生地も型で抜いてのせる)
13. クッキー生地をのせない場合は霧吹きで水をふきかける
14. 180℃に予熱したオーブンで35~40分焼く
15. 焼きあがったらオーブンの扉に布巾を挟んで少しだけ隙間をあけ、15分乾燥させる

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クッキー生地をのせた時に、ちょうど潰れた生地とクッキー生地の大きさが同じになるくらいか、若干クッキー生地が大きいくらいに絞ります。絞るときは1.5cmくらいの高さで、動かさずに絞ります。まわして絞るのではありません。まわすのは絞り終わりに生地をさっと口金から離す際だけですね。クッキーシューの場合は気持ち高めに盛り上げるように絞ってあげるとフォルムが良くなります。


16. 生クリームにグラニュー糖を加えて9分立てにする
17. カスタードを冷蔵庫から出してほぐし、生クリームとあわせてクレームレジェールを作る
18. 冷めたクッキーシューを半分にカットしてクレームレジェールを絞るか、箸などで底に穴を開けて絞り入れて完成!

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クリームた~ぷりにすると、クレームレジェールが足りなくなります。ぜひ倍量で作ってください。カロリーも倍になります(笑)。味は言わずもがな、お店で買うのと比べて遜色ないクッキーシューです。フルーツを挟んでも美味しいですよ~。ぜひ作ってみてください!

惚ける美味しさ。キャラメルバナナタルトのレシピ

タルトを焼くと1台まるまる食べちゃうので、運動をする予定があったり、低カロリーの献立を考えている日など、「カロリーを馬鹿みたいに摂っていい日」に作ります。今回レシピを記すキャラメルバナナのタルトも、気付いたら1台がなくなっているお菓子の筆頭です。もちろん少しずつ食べればいいので、厭わないでくださいね(笑)。


キャラメルバナナタルト

切り分けたキャラメルバナナタルト


動画でもどうぞ~↓


材料


パート・シュクレのタルト台(以下は1台分)
・薄力粉 100g
・アーモンドパウダー 13g(なければ薄力粉でOK)
・バター 60g
・粉糖 33g
・卵黃 1個
・バニラオイル 3滴程度

キャラメルバナナ
・グラニュー糖 50g
・生クリーム 20g
・バナナ 小3本

クレームダマンド(アーモンドクリーム)
・バター 50g
・粉砂糖 50g
・全卵 1個(50g)
・アーモンドパウダー 50g


サックサクのパート・シュクレのタルトに、クレームダマンドとキャラメルバナナを詰めて焼いていきます。長くなるのでパート・シュクレはこちらの記事をご参照ください。コツやポイントをまとめています。


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作り方


上で示した記事に則って、18cmタルト台でパート・シュクレ生地を11分焼いた段階からはじめます。


1. 鍋にグラニュー糖・生クリームの半分を入れて火にかける
2. キャラメル状に色付いたら火からおろして残りの生クリームを加える(はねるのでシンクの中で、火傷に注意)
3. 1cmの輪切りにしたバナナをからめて冷ましておく

グラニュー糖・生クリームを火にかけた様子
キャラメルにカットしたバナナを加えた様子
キャラメルバナナ


画像はキャラメルを1.5倍で作っています。このキャラメルは冷めてもかたまらないため、そのままバナナ風味のするキャラメルソースになります。後でパンにつけて食べようと画策し、多めに作っています(笑)。


キャラメルバナナの残りのキャラメル、バナナの風味がついている

4. ボウルで柔らかくしたバターを撹拌し、グラニュー糖を加えてさらに撹拌する
5. 卵を少しずつ加え、その都度よく混ぜて乳化させる
6. アーモンドパウダーをふるい入れ、一様になるまで混ぜ、クレームダマンドが完成
7. 冷めたタルト台にクレームダマンドを詰め、キャラメルバナナを好きなように並べる
8. 180℃に予熱したオーブンで30~35分、ふち・クレームダマンドが色付いたら完成

バターと卵を混ぜたところにアーモンドパウダーを入れた様子
タルト台にクレームダマンドを詰めた様子
クレームダマンドの上にキャラメルバナナを並べた様子
キャラメルバナナタルト焼き上がり


クレームダマンドはふくらませるわけではないので、ふわっとなるまで撹拌する必要はありません。しっかり乳化していればOKです。バナナは埋まるので上に出したいところは重ねて高くします。


切り分けたキャラメルバナナタルトの断面


バターが香るサックサクのタルト生地に、アーモンドとキャラメルバナナ。一口食べたら惚けてしまします。惚けている間にも手は伸びるので、気付いたらなくなっています(笑)。とっても美味しいのでぜひ作ってください!


他のバナナを使ったお菓子のレシピは↓にまとめています!

バナナを使ったお菓子・スイーツのレシピまとめ! - 生かし屋さん。


他のタルトの記事は↓で!

美味しいタルトのレシピ・作り方をいくつかまとめたよ! - 生かし屋さん。


このキャラメルバナナタルトのレシピに役立ちそうな道具・材料


茹でて作るローストビーフのレシピと美味しく仕上げるコツ

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Pain d'épices スパイス香るパン・デピスの作り方


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材料


・全卵 2個
・砂糖(きび砂糖) 25g
・シナモンパウダー 4g
・ナツメグパウダー 1g
・コリアンダーパウダー 2g
・カルダモンパウダー ひとつまみ
・オレンジピール 40g
・はちみつ 140g
・牛乳or豆乳 70g
・薄力粉 75g
・ライ麦粉(または全粒粉) 75g
・ベーキングパウダー 10g
・スターアニス(八角) 1個


パン・デピスはバターを使いません。その分はちみつをたっぷりと使うので、しっとり仕上がります。スパイスの種類はお好みです。今回の配合は癖が少なく食べやすいと思います。僕はクローブを入れたのも好きです。



作り方


1. ボウルに全卵を溶き、砂糖を入れてすり混ぜる
2. スパイスを入れてよく混ぜる
3. 温めて溶かしたはちみつ・牛乳or豆乳・オレンジピールを入れてよく混ぜる
4. 薄力粉・ライ麦粉・ベーキングパウダーをふるい入れてゆっくりと混ぜ合わせる

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5. 粉っぽさがなくなったらオーブン用シートを敷いたパウンド型に流し入れ、台に数回打ち付けて空気を抜く
6. スターアニス(八角)をトッピングし、180℃に予熱したオーブンで40分焼く
7. 竹串でさして生地がついてこなければ焼き上がり!

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特にコツはなく、終始泡立て器で混ぜていくだけです。10分くらいで切れ込みを入れてあげると綺麗に割れてくれますが、今回は入れなかったのでずんぐりとしたフォルムに(笑)。


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スパイス香るしっとりしたケーキで、紅茶によく合います。そのまま食べてもいいですが、トーストしてバターをのせて食べても絶品です。


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これは別の機会にオレンジピールなしで、切れ込みを入れて焼いた例です。焼き上がりのフォルムはこちらのほうがいいですね~。いつもと少し違ったお菓子を食べながらのティータイムはいかがでしょうか。美味しいのでぜひ作ってみてください!