かぼちゃの種とわた、捨てる時にいつも少しもったいない感じがするんですよね。買ってきたらまず、種とわたを外します。こうするとかなり日持ちがするようになります。ということは、わたに栄養が多いということで、だったらマフィンに入れちゃおうということで、かぼちゃのわたを使ったマフィンのレシピを記したいと思います!
かぼちゃのわたを使ったマフィンのレシピ
材料
・砂糖 10g
・はちみつ 30g
・バター 30g
・サラダ油 10g
・卵 1個
・ベーキングパウダー 3g
・かぼちゃのわた 1/4個分
かぼちゃのわたは種を除いて、包丁で叩きまくります。まな板がオレンジに染まるので、終わったら漂白してくださいね(笑)。
この時、わたの中には小さな種があるのですが、これを取り除いてから叩いてください。小さな種が残っていると、独特の「かぼちゃ臭さ」が出てしまいます。人によってはこの独特のクセが苦手だと思うので、小さな種は要チェックです。繊維を断ち切り、ペースト状になったらOKです。
マフィン型で4~5個出来ます。
作り方
2. 室温で柔らかくしたバターに砂糖をすり混ぜる
3. サラダ油・溶き卵を分離しないように少しずつ加えて混ぜる
4. はちみつ・かぼちゃのわたも加えて混ぜる
5. 薄力粉・ベーキングパウダーをふるい入れ、切るようにさっくり混ぜていく
6. 粉っぽさが無くなったら、マフィン型に流し入れる
7. 180℃に予熱したオーブンで25分焼いて完成!
卵を加えるときの分離に注意するのと、薄力粉が入った後は混ぜすぎないこと。ま、そんなにこだわらなくともそれなりに美味しくなります。焼き上がりは竹串で刺して生地が付いてこなければOKです。4個で1個あたりが大きめだともう少しかかるかもしれません。
やっぱり小さな種も抜かりなく取り除くことがポイントです。この5つの中、2つで少しかぼちゃ臭さが感じられたので、原因は何かと考えると、柔らかい小さな種でした。上のわたを叩いた画像でも刻まれた小さな種を確認できると思います。残り3つは大変美味しかったので、ここだけ注意ですね。
種もローストして食べられるんですが、手間がかかるわりにほんの少ししか得られません。市販のものが高いわけではありませんし、種は廃棄したほうが賢いですかね。あと種を爪切りで割る方法なんかも紹介されてますが、普通に不衛生なので、普段使っている爪切りは使わないほうがいいと思います。
ダイレクトなかぼっちゃっぽさはないですが、素朴な美味しさです。かぼちゃのわただけでは少量で、ちょっと味気ないと思ったので、それを補うためのはちみつです。かぼちゃのわたは食物繊維・カロテン・ビタミンKが豊富で、しかもこれらは熱に強いので、マフィンにしても大丈夫!しかもカロテンとビタミンKは脂溶性なので、油と摂ることで効率よく吸収できます。でもマフィン自体は炭水化物+脂質ですので、普通のマフィンよりはマシといったところですかね(笑)。かぼちゃのわたの活用に、是非どうぞ!