野菜が思いのほか安かったりすると、ついつい買いすぎちゃうことがありますよね。僕も買いすぎました。今うちにある野菜がこちらです。
キャベツ、白菜、ネギ、大根、かぶ、オカワカメ、なす、ピーマン、里芋、茎ブロッコリー、ほうれん草、かぼちゃ。
合計:8キロ超え
ちなみにこれに加えて玉ねぎが8個くらいあります。1日野菜350gと言われますが、可食部を考えて7キロだとしても、20日間たっぷりと野菜を食べられます。ただしこのまま冷蔵庫などで保存しても、20日後には多くが腐ってしまいます。
で、どうすんのこれ。
ご安心ください。ちゃんと美味しく完食できます。ということで、野菜を買いすぎたらどうすればいいか、記したいと思います!
野菜を買いすぎた時にすべきこと
冷凍できる野菜は用途に合わせて冷凍する
冷凍できる野菜は、どんどん冷凍しちゃいます。数日しか持たない野菜でも、冷凍すれば1ヶ月は美味しく食べられます。野菜を冷凍するにあたってまずすべきことは次の2つ。
・野菜の冷凍方法を知る
・それぞれの調理方法に目処を付ける
野菜の冷凍方法を知る
まずはそれぞれの野菜について、
1. 冷凍できるか
2. 冷凍の仕方
をネットを使って調べます。大変長くなるので、ここではそれぞれの野菜についてその方法を述べるのは止めますが、一般的な野菜は大体冷凍できます。基本的にカットして冷凍します。
それぞれの調理方法に目処を付ける
野菜の種類や解凍の仕方によって、食感が変わってくるので、調理方法に目処を付けて冷凍の仕方を決めます。基本的には冷凍した野菜は加熱して使用します。とりわけ水分が多い野菜では、食感の変化が著しいので、湿式加熱がおすすめです。想定した調理方法によって、それに沿った厚さや大きさにカットして冷凍します。
全てに適用できるわけではないですが、大体は次の流れで冷凍します。
・よく洗う
・水気をしっかりと拭き取る
・使い勝手の良い大きさにカットする
・冷凍に適した保存袋に入れる
・出来る限り空気を抜く
・出来れば小さい袋は大きい袋でまとめ、二重にする
霜がついて味が落ちることを防ぐために、水気はしっかりとふきとることと、出来るだけ空気を抜くことがポイントです。また二重にすることで、より密封性を高めることができますね。
我が家ではこうなりました。
下茹でしてから冷凍する方法もあるのですが、そんなことも言ってられない量なので、全部生のまま冷凍しました。キャベツは汎用性が高いざく切り、白菜もざく切りで、葉と芯を分けておくのがおすすめです。菜はさっと炒め物に、芯はくたくたに煮ると美味しい!ピーマンは1.5cm角にし、大根は輪切りにしてサイズ別に分けています。大根は冷凍すると味は落ちますが、調味料が染みやすくなります。凍ったまま煮物に使えますので、大変便利です。あとは大根とかぶの葉の部分。いつも参考にさせていただいております、ゆきさんのブログ。野菜の保存に関する記事も多いので、検索欄から検索してみてください!
これでぎりっぎり我が家の冷凍庫に入りました(汗)。冷凍庫の容量と相談しながら、冷凍する野菜の量を決めてくださいね。あとは、あってよかったジップロック。
ちなみにですが、冷凍に際して出たくず野菜の、きれいな部分は取っておくとベジブロス(野菜のくずのだし)にできます。後日記事にしますね。
ベジブロスは出来るだけ無農薬の野菜がいいですね。(※書きました。)
食べる順序に見当をつける
冷凍が済んだら、冷蔵庫に残っている野菜の、腐りやすさを把握して、優先的に食べる順序に見当をつけていきます。
・傷みやすい野菜
もやし、葉もの野菜(水菜・小松菜・ほうれん草など)、緑の豆類(枝豆・いんげんなど)、レタス、なす、オクラ、ピーマン、キノコ類などなど
・傷みにくい野菜
白菜、キャベツ、カボチャ、じゃがいも、玉ねぎ、サトイモ、サツマイモなどなど
あとは低温障害を起こしやすい野菜にも注意して、新聞紙を巻いて保存すると、長持ちします。低温障害を起こすと、傷むのが早くなります。
・低温障害を起こしやすい野菜
なす、トマト、キュウリ、さやいんげんサツマイモ、など
これらを考慮し、どれから食べようかを決めていきます。腐りやすい野菜を優先して組み合わせ、メニューを考えていきます。
保存性の良い常備菜をつくる
生のままではなく、調理して保存性を高めるという方法もあります。保存性が伴う条件は・・・。
・水分量が少ない
・塩分濃度が高い
・糖分濃度が高い
・酢を使っている
これらを満たしていれば満たしているほど、保存性は上がります。しっかり水気を飛ばしたり、塩でしっかり味付けしたり、酢の物にすると、長い間常備菜として食べられれます。
このような感じです。常備菜をより長く保存するための注意点は・・・。
・容器は消毒したものを使う
・冷めてから冷蔵庫にしまう
・取り分ける時は清潔な箸を使う
常備菜は取り扱いにも気を配ると、より長く食べることができます。
野菜をたくさん食べられる料理をつくる
野菜をたっぷり使った料理を意識してつくるようにすると、1日の野菜の摂取量も多くなりますし、腐らせることなく野菜を使い切ることが出来ます。
やはり定番は鍋ですね。あとはポトフや、野菜をたくさん使う回鍋肉などの中華料理もおすすめです。ポトフなどには、先ほどのくず野菜で作ったベジブロスを使うと、より深い味わいになりますよ!
さいごに
野菜を買いすぎたとしても、使い方を工夫すれば、腐らせることなく全部使い切ることができます。買い物に行く回数も少なくなりますし、自然と野菜の摂取量も多くなるのではないでしょうか?なので「わざと買い過ぎる」のもありかもしれませんね(笑)。野菜を買い過ぎた時には、是非参考にしてみてください!