そろそろ、バレンタインに贈りやすいものをと思いまして、サイズの融通もききやすいケーク・オ・ショコラ(チョコパウンドケーキ)のレシピを記そうと思います!
ケーク・オ・ショコラ(チョコパウンドケーキ)のレシピ
材料
・バター 100g
・グラニュー糖 100g
・全卵 2個(100g)
・ココアパウダー 20g
・薄力粉 80g
・ベーキングパウダー 2g(小さじ1/2)
・チョコレート(刻むorチョコチップ) 40g
シロップ(お好み)
・水 30g
・グラニュー糖 30g
・ラム酒orブランデー 15g
基本のパウンドケーキに倣って、バター・グラニュー糖・卵・粉類が同量です。それぞれ1ポンドずつ使って作ることから名づけられたのが、「パウンド」ケーキです。
焼いた後に塗るシロップはお好みです!チョコレートに洋酒が合うので、お好きな方はどうぞ。洋酒なしでもOK。
・卵を常温で置いておく
・パウンド型にオーブン用シートを敷く
・薄力粉、ココアパウダー、ベーキングパウダーはふるって使う
・オーブンを170℃ないし180℃に予熱する
バターをレンジで柔らかくする場合は、低いワット数で溶かさないように。バターと馴染みがいいように卵も常温においておきます。今回170℃で焼いたのですが、焼いてみて180℃のほうが良さげでした。詳しくは後述します。
作り方
2. グラニュー糖を加えてふわふわになるまでホイップする
3. 泡立て器でもハンドミキサーでもOK
4. 溶いた卵を分離しないように少しずつ加え、その都度よく混ぜる
5. 多少分離気味でも、一様に混ざりふわっとしていればOK
バターのクリーミング性といい、砂糖とホイップすることで、細かな気泡を抱き込み、よく膨らみます。新しくハンドミキサーを買ったので使ってみたら、少し分離気味(笑)。でも薄力粉を混ぜる時にしっかり乳化するので、画像くらいなら全然問題ないです。
7. 切るように混ぜ、粉っぽさがなくなったら刻んだチョコまたはチョコチップを加えてひと混ぜする
8. オーブン用シートを敷いた型に敷き詰める
練らないように~。画像ではココアパウダーを一足先に混ぜてますが、どちらでも大丈夫です。細かな気泡をつぶさず、薄力粉を練らないように、さっくりと混ぜていきます。へりを高くするなどは特に気にしなくてOK。
10. 170℃なら45~50分弱、180℃なら40弱~45分焼き、竹串をさして生地がついてこなければ焼き上がり
11. シロップを塗る場合は鍋に水とシロップを入れて火にかけ、沸いて少し冷ましたら洋酒を加え、ケーク・オ・ショコラが熱いうちに塗る
12. 上面・側面はもちろん、底面を含めた全面を塗る
13. シロップを塗る塗らないどちらも、乾燥しないようにラップをして、1日なじませてからお召し上がりください!
今回170℃で作ったのですが、想定より焼き時間が長く、50分近くかかったので、180℃で40分程度で焼き上げるほうがいいと思います。もしくは180℃に予熱して170℃に下げて焼くとかね。いずれにせよ竹串チェックは必須です。40分くらいで素早く竹串チェックをし、生地がついてくるようなら追加で焼いて下さい。
焼きはじめてから10分過ぎくらいに、オーブンの扉をあけて素早く包丁で切れ込みを入れると、きれいに割れてくれます。庫内温度が下がるのを防ぐため、素早く!
シロップはお好みですが、塗るとしっとりとします。日を置くとどんどんシロップがなじみ、アルコールもまろやかになります。またバターもなじむので、シロップを塗る塗らないにかかわらず、1日置いたほうがおいしくいただけます。
切り分けて包装すれば、バレンタインに配るのにちょうどいいと思います。そのままでもいいですし、上をカットして、四角にしてもいいですし、さらに2分割して小さめにしてもいいですね。カットした上部はもれなくつまみ食いです(笑)。
食感はしっとり、程よい甘さで、チョコチップがちょうど良い感じに舌にあたります。シロップを塗れば少し表情が変わり、また違った味わいになります。ラッピングすれば映えますし、ぜひ作ってみて下さい!