こんにちは、生かし屋(@sakihirocl)です。もう本格的に夏になってきましたので、冷菓を中心に作っています。今回はアイスクリームメーカーなしで、また途中で混ぜなくてもすっとスプーンが通る抹茶アイスのレシピです。
材料
・グラニュー糖 30g
・トリモリンor水あめ 20g
・卵黄 1個分
・グラニュー糖 10g
・抹茶パウダー 7g
・牛乳or豆乳 50g
・生クリーム 140g
・グラニュー糖 7g
容量としては1リットルくらいになりますかね~。トリモリンまたは水あめが無ければグラニュー糖に置き換えても出来ますが、少しかためになります。卵は火を通さないので新鮮なものをご使用ください。
・抹茶パウダーはふるって使う
湯煎しながら卵白を泡立てて作るスイスメレンゲを混ぜ込みますので、50℃のお湯を用意します。温度計のない方は、湯気がたちはめるくらいを目安にしてください。
作り方
2. 湯煎にかけてすぐにハンドミキサーで泡だてはじめ、角が立つまで泡立てる
3. 角が立ったら湯煎からはずし、低速で少し混ぜたら冷ましておく
厳密には色々注意点を書けるのですが、今回は湯煎で使用する湯の温度を50℃に設定しているのでそれ以上は上がらず、一般的なハンドミキサーで泡立てた際に砂糖が溶け残ることも考えづらいので、コツなどはあまり必要ありません。ただ湯煎にかけながら、角が立つまで泡立てればOKです。ただしはじめは砂糖を混ぜてから湯煎にかけないと、熱で少し凝固する可能性があるのでお気をつけください。
5. 泡立て器でゆっくりとダマにならないように抹茶パウダーが馴染むまで混ぜる
6. 牛乳or豆乳50gを少しずつ加え、5を溶きのばす
8. 3(メレンゲ)に6(抹茶)を少しずつ加え、泡立て器で混ぜ込む
9. 8に生クリームを2回に分けて加え、泡立て器でさっと混ぜたあと、ヘラで切るように混ぜ合わせる
10. 清潔な冷凍可能な容器に流し入れ、一晩冷やしかためて出来上がり
感覚としてはゼラチン無しでムースを作ってそれを冷やしかためる感じですね。抹茶パウダーを混ぜる時は、一度混ぜ始めた方向を変えずに混ぜるとダマになりにくいと思います。最後の合わせる順番ですが、写真では生クリームに抹茶を加えてからメレンゲを入れていますが、上で示した順番のほうがきれいに混ざると思います。自分で食べるものですから、それほど気にしなくてもOKです。
スイスメレンゲを混ぜ込むことと、トリモリンor水あめでやわらかく仕上がります。アイスクリームメーカーを使わなくても、途中1時間ごとに混ぜなくても、冷凍庫に突っ込むだけでスプーンがすっと入るやわらかいアイスクリームに仕上がります。もっと求めるなら、卵黄と抹茶パウダーを混ぜて牛乳or豆乳でのばしたものを混ぜながら80℃強まで温めて卵に火を通すとかですかね。
市販のアイスに賞味期限はありませんが、手作りですし生の卵を使っていますので、1週間以内を目処にお召し上がりください。味はよくあるおなじみの抹茶アイスです。より濃厚にしたい場合は牛乳or豆乳をなしにして、生クリームのパーセンテージを上げるといいと思います。あとアレンジとしては甘さを変えるとかですね。上に記した分量ではそこそこ甘いので、ちょっと減らすと上品になります。ただメレンゲを造るときのグラニュー糖を減らすと安定性が低くなるので、卵黄のグラニュー糖を減らすくらいですね。
甘さ控えめのつぶあんと一緒に食べると美味しいですよ~。ポイントはあんこもしっかり冷やしておくことです。これからまだまだ暑くなる夏に向けて、とっても美味しいのでぜひ作ってみてください!
粒あんはこちら~。