とても栄養価の高い野菜として知られるブロッコリー。ごはんをブロッコリーに変更できるお弁当屋さんもあったり、その栄養の豊富さから、人気が再燃してきている野菜です。普段食べるのは花蕾と呼ばれる部分ですが、ブロッコリーはその茎まで栄養満点です。
そんな茎、「どこまで食べれるかわからない」、「皮がうまくむけない」や「どうやって食べるかわからない」という理由で捨てていませんか。
そこで、ブロッコリーの茎の皮のむき方とおすすめレシピを紹介したいと思います。
ブロッコリーの茎の皮のむき方
有名なやり方ではありますが、とても簡単にむけます。
俎上にブロッコリーの茎があるじゃろ。
これを茹でます。少量の水を使い、蓋をして蒸し茹でにしても大丈夫です。茹で時間は1、2分。実は茹でなくても皮を向くことができるんですが、茹でたほうがむきやすくなります。(どの情報を見ても挙って茹でると書いてありましたが、茹でずに試したらむけました(笑))
再び俎上へ。
境界線があるのがわかりますかね。そこが皮の境目のなので、そこに沿って爪を入れてはがしていきます。
するすると、気持ちよく剥けていきます。これで食感の悪い部分が取り除けたので、あとはスライスしたりして、調理するだけです。
ブロッコリーの茎を使ったおすすめレシピ
ザーサイ風
ごま油と塩であえて簡単に出来るのでおすすめ!
醤油はお好みで。
ちょっとした一品にもなりますし、おつまみにもどうぞ。
きんぴら
炒めて、出汁と砂糖、みりん、醤油で味付け。
野菜だけでなく、旨味があるものも一緒に具材に入れるのがおすすめです。
豚肉、油揚げ、ちりめんじゃこなどなど。
ごまと七味唐辛子をかけてどうぞ。
ブロッコリーの栄養と保存方法
ブロッコリーの栄養
ブロッコリーはビタミンC、βカロテンをはじめとするビタミン、葉酸、カリウム、スルフォラファンなどの栄養素を豊富に含んでます。
特に豊富に含まれているビタミンCは体内において重要な役割を果たしています。
抗酸化作用、メラニン色素の抑制、体内コラーゲンの生成を助ける、皮脂分泌を抑制するなど、肌に対する効果も期待できます。
花蕾よりも芯の方がビタミンC、カロテンが豊富なようです。
スルフォラファンは、体内の解毒酵素や抗酸化酵素の生成を促進し、体の抗酸化力や解毒力を高めるそうです。(スルフォラファン - Wikipediaより)
カロリーも100gあたり33kcalと低く、ダイエットの強い味方です。
ブロッコリーの保存方法
買ってきたらすぐに袋に入れて、冷蔵庫の野菜室で茎を下にして、立てて保存します。
日が経つと栄養価と味が落ちるので、なるべく早く食べましょう。
冷凍する場合は一つまみの塩を入れてさっと茹で(30秒~1分くらい)、粗熱をとって水気をしっかりと切った後で、ジップロックなど密封できる袋に入れて冷凍します。
食べるときは、自然解凍か電子レンジで解凍してから調理してください。
密封できる袋に入れる際は、空気を抜かずに冷凍すると、くっつかずに使う分だけ取り出しやすいみたいです。
栄養満点のブロッコリー、茎まで丸ごと食べちゃいましょう!