テフロン・フッ素樹脂加工のフライパンの寿命をのばす使い方・コツ



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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。今回はキッチンツールのちょっとしたティップス。テフロン・フッ素樹脂加工のフライパンの寿命をのばす、焦げ付かない期間をのばす、長く使うための使い方・コツをお送りします!


テフロンのフライパン


テフロン・フッ素樹脂加工のフライパンを長く使うための使い方・コツ


以前ツイッターの方でもつぶやいたのですが、


・強火で使わない(水が入っていれば多少OK)
・必要なくとも少量の油をひく
・料理の量に対応した大きさを使う(部分的に空焚きになる)
・金属製のヘラや泡立て器などを使わない
・使った後熱い状態ですぐに水で洗わない
・料理が入った状態で長時間放置しない
・研磨性のあるスポンジで洗わない


ざっとまとめるとこんなところ。


強火で使わない(水が入っていれば多少OK)

高温になりすぎるとコーティングが傷むので、表面温度が上がりすぎないように注意。中火程度でも、空焚きは厳禁です。水が入っていれば表面は100℃を大きく超えないので、ある程度は大丈夫になります。


必要なくとも少量の油をひく

例え必要なくとも少しの油をひいたほうがコーティングが長持ちするみたい、体感的にもそうだと思います(油をひくと食材との摩擦も減るから?)


料理の量に対応した大きさを使う(部分的に空焚きになる)

26cmのフライパンで目玉焼き1個だと、周りの何も乗っていない部分が空焚きと同じような状態になります。なるべく料理の量に応じた大きさのフライパンで調理した方が長持ちします。


金属製のヘラや泡立て器などを使わない

物理的に傷つきやすいから。「金属ヘラ使用可!」と書いてあっても、なるべく使わないほうがいいです。


使った後熱い状態ですぐに水で洗わない

熱いガラスを急に冷やすと割れてしまうように、急に温度を下げるとコーティングを傷めます。


料理が入った状態で長時間放置しない

こちらもコーティングを傷める原因に。料理を入れたまま冷蔵庫で保存せず、別の容器に移し替えましょう。


研磨性のあるスポンジで洗わない

金たわしや表面がザラザラした研磨性のあるスポンジで洗うこともコーティングを傷める原因になります。


基本は「消耗品」だけど上手に使うと数年持つ


↑の項目を守るか守らないかで、1ヶ月でダメになったりもしますし、数年持ったりもします。


同じ使い方ならコーティングの強さによって寿命がかわるので、強度が高いことに言及のあるフライパンを選ぶといいです。

例えばニトリならフッ素耐久力☆☆☆のもの。現に自分が使っているニトリのフライパンは5年経っても油を薄く引けば目玉焼きがくっつかないくらい、長く使えています(廃盤品なので、現行品がどれだけ優秀かは不明)。


安くてそこそこ耐久力があるフライパンでおすすめは、上記のニトリか、「マイヤー」や「バッラリーニ」あたりが自分は好きでよく使っています(冒頭の写真はマイヤーです)。業務用から選ぶとある程度はずれは避けられます。


基本は消耗品だけど上手に使うと数年持ち、コストパフォーマンスも全然違ってきますので、ぜひ意識して使ってみてください!