こんにちは、生かし屋(@sakihirocl)です。今回はフランスパン、バゲットのレシピを記そうと思います。難しいイメージがあるかもしれませんが、意外とお手軽なんです。いやこだわると難しいのですが(笑)。色々削ぎ落としても、ちゃんと美味しくできるのでぜひ~。
材料
・塩 3g
・モルトパウダー 1g以下
・ドライイースト 1g以下
・冷水 100g
準強力粉がなければ薄力粉70gと強力粉70gでも大丈夫です。モルトパウダーが無ければ無しのままでOK。1g以下と書いていますが、モルトパウダーは0.5g程度、ドライイーストは0.2~1gで、はじめは1gでOKです。1g単位の計りしかないという方も多いと思いますし、小さじ1/3を目安にして、1gぎりぎりいかないくらいでやってみてください。今回は1gでやってきます~。
・打ち粉、焼成前に分量外の準強力粉を使用
・オーブンを250℃に予熱する
作り方
2. そのままラップをして、25分常温で放置する
3. ヘラで下から生地を引き上げて包むように、四方から折りたたむようにしてパンチを入れる
4. 再びラップをして25分常温で放置する
5. もう1度同じようにパンチを入れてラップをし、常温で2倍に膨らむまで放置し、発酵させる
6. ドライイースト1gで2時間ほど、ドライイーストが少なければもう少し時間がかかる
8. 長辺を手前にして手前から三つ折りにし、ガス抜きするように手で押してある程度長くのばす
9. かたく絞った濡れ布巾などをかけてベンチタイム10分
10. ひっつかないように粉をつけながら、手のひらの付け根で手前を潰すようにして薄くする
11. 両手の親指で多少生地をひっぱってのばすようにして、奥から手前に、ふんわりと空間を作るくらいのイメージで折り込む
13. オーブン用シートに斜めに置く(ダレないようにある方はパンマットで畝を作る)
14. 常温で30分~1時間発酵させ、その間にオーブンに天板を入れてを250℃に予熱する
15. 発酵が完了したら茶こしで分量外の準強力粉やライ麦粉を全体にふるい、4本ほどクープを入れる
16. 250℃に予熱完了したら、ケーキクーラーなどにオーブン用シートごと生地をのせ、直前に霧吹きで水を全体にふきかけ、天板の上に滑り込ませる
17. 250℃で7分焼いた後、230℃に下げて13分、合計20分焼いて出来上がり
こねないので、意外と作業時間は少なく、成型のコツさえ覚えてしまえばお手軽なんです。中に一本の芯を入れるようなイメージで成形します。試行錯誤あるのみ。オーバーナイトで発酵させたり、ガス抜きの仕方を工夫したりと、色々あるのですが、この工程だと比較的短い時間で作れます。フォルムは良くないですが、30×30の家庭用オーブンですから良しとしましょう。クープは気持ち縦気味に入れるときれいに入ります。
浅め+3本あるうちの1本目なのでクープはさほど開かず(笑)。クラムの気泡も控えめですが、ボコボコと入ってくれています。これくらい詰まり気味だと、中はもっちり食べごたえがあります。もっと皮を楽しみたいという方は、グルテンがのびすぎないよう生地を触りすぎないようにし、ホイロの見極めをきちんとしてあげてください。
僕もパン作りはまだまだ初心者で、工程に手を加えるのも難しいのですが、味がばっちり良かったものはこうやって記していこうと思っています。どこかで理論を学ばねば・・・。そのまま食べると皮はパリッと中はもっちり噛みごたえがあり、トーストするとザクッといい音を立てて、口に小麦の味が広がります。この工程ならお手軽に作れますので、ぜひ作ってみてください~。