【基本のお料理】筑前煮・がめ煮のレシピ・作り方【簡単】



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こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。基本のお料理、今回は筑前煮のレシピ・作り方です。九州ではがめ煮といいますね。


筑前煮・がめ煮


今回は具材の下処理をなるべく少なめ→ほったらかしで煮るだけという作り方をご紹介します。動画でもご覧いただけます!

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材料


・ごま油 小さじ2
・にんじん 1本半
・ごぼう 1本
・れんこん 100g
・こんにゃく 1袋
・椎茸 6個程度
・鶏肉 350g
・絹さや 数本

・だし(水+顆粒だしでOK) 500ml(材料がひたるくらい)
・砂糖 大さじ1
・醤油 大さじ2
・みりん 大さじ2


一般的には干し椎茸を使いますが、干し椎茸高いですし生椎茸ならすぐに作り始められるので、生の椎茸を選んでいます。あれば干し椎茸をお使いいただくと、戻し汁も使えるので美味しく仕上がります。

またダシは干し椎茸の戻し汁だけ使うことも多いですが、干し椎茸を使わない分、水+顆粒だしでお手軽に作ります。


冷ます工程を省く場合はうすくなるかもなので、各調味料の濃さを調整してみてください!


他の具材としてたけのこ・里芋などもおすすめです!



ごぼうもレンコンも、すぐに調理すれば水につける必要はありません。そのかわり皮をよく洗っておきます。

同じ大きさにカットすることで、火の通りも均一になって見た目も綺麗になります。


作り方


1. 沸騰したお湯に絹さやを入れ、20秒ほど茹でてすくい上げる
2. 茹であげた絹さやを冷水で冷やしておく
3. そのまま沸騰したお湯に乱切りにしたこんにゃくを入れ、1~2分ほど茹でてザルにあげる
4. 鍋orフライパンにごま油小さじ2を熱し、乱切りにしたにんじんを中火で炒める
5. 混ぜながら1~2分炒めたら、乱切りにしたゴボウを加えて同様に1~2分炒める
ゴボウを乱切りにする様子絹さやを茹でる様子
こんにゃくのアク抜きをする様子にんじん・ごぼうを炒める様子
6. 残りの具材(れんこん・こんにゃく・椎茸・鶏肉)を加える
7. だし500ml・砂糖大さじ1・醤油大さじ2・みりん大さじ2を入れて混ぜる
8. 落し蓋をし、沸騰してから15分~30分煮る
9. にんじん・ゴボウに竹串が通るくらい柔らかくなればOK
10. そのまま冷ますと味が染み込みます
11. お皿に盛り、斜め半分にカットした絹さやを散らせば出来上がり
材料をすべてフライパンにいれた様子筑前煮の煮上がり
筑前煮・がめ煮のアップ


手間をへらすため、絹さやとこんにゃくは同じ工程で煮ちゃいます。先に絹さやを煮て、こんにゃくを煮て臭みを取ります。こんにゃくは下茹で不要と書かれていても下茹でしましょう。あれは嘘です。


にんじんは油で炒めることで土臭さがマシになるのではじめに炒めて、ゴボウも炒めてあとは具材と調味料を合わせて煮るだけです。


他の作り方では、水の量を減らして混ぜながら炒めて照りを出したりしますが、この作り方なら落し蓋をして放置すればOK。15分~にんじん・ごぼうが柔らかくなるまで煮ます。落し蓋はアルミホイルやオーブン用シートを使うとお手軽です。


煮終わったあといったん冷ますことで味が染み込んでより美味しくなるので、少し早めに作っておくのがおすすめです。


筑前煮・がめ煮を上から見た様子


ポイントをまとめると、

  1. 具材を同じ大きさにカットする
  2. こんにゃくは下茹で不要のものでも下茹でする
  3. にんじんは油で炒めて土臭さをやわらげる
  4. 落し蓋をして具材が柔らかくなるまで煮る
  5. いったん冷ますことで味が染みる


下処理が少なくなるよう材料を選んで、ほうっておくだけで完成する筑前煮です。鶏肉から旨味も出ているので、ぜんぜん淡白じゃなく食べごたえのある煮物です。とっても美味しいのでぜひ作ってみてください!


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