こんにちは、嵜山拓史(さきやまひろし)(@sakihirocl)です。今回はイタドリ(虎杖)の下処理・アク抜きと定番の食べ方・レシピ。
地域によって色んな呼び方があるみたいですね。僕の地元の和歌山ではゴンパチと呼ばれているそうです。
イタドリのアク抜き・下茹で
イタドリはこういうアスパラみたいな見た目で、中は竹のように空洞で筒状になっています。
下処理としてアク抜きをしないと少しえぐみがあります。包丁でとっかかりを作れば皮が簡単に剥けるので剥いて…。
料理に使う大きさにカットします。今回は先の方を天ぷらにして、後は別の量に使うので斜めにカット。
沸騰したお湯に塩を茹で、酸味を残すならさっと、酸味を和らげるならしっかりめに茹でればアク抜き完了です。
油炒めにするなら多少酸味を抜いたほうが美味しいですし、天ぷらやジャムなど酸味も味わえる料理ならさっと茹でて酸味を残すのがおすすめです。
イタドリの油炒め・きんぴら
材料
・イタドリ ふたつかみ
・醤油 大さじ1.5
・みりん 大さじ1.5
・ごま 少々
・ごま油(仕上げ用) 小さじ1
作り方
2. 醤油大さじ1.5・みりん大さじ1.5を加えて好みの濃さまで煮詰め、ごま少々とごま油小さじ1をかけて出来上がり
定番の油炒め・きんぴら。酸味が残りすぎてるとちょっと口当たりが悪いので、長めに茹でてから甘辛く炒めると美味しいです!
イタドリの佃煮
材料
・イタドリ ふたつかみ
・醤油 大さじ1.5
・みりん 大さじ1
・砂糖 大さじ1
・鰹節 小分け1パック
作り方
2. 醤油大さじ1.5・みりん大さじ1・砂糖大さじ1・鰹節を入れて汁気がなくなるまで煮詰めて出来上がり
こちらも酸味は残りすぎない程度に。ご飯が進みます!
イタドリと厚揚げの含め煮
材料
・白だし 大さじ1
・醤油 大さじ1
・みりん 大さじ1
・厚揚げ 1丁
・イタドリ ふたつかみ~
作り方
2. 食べやすい大きさに切った厚揚げ1丁分とイタドリを入れて10分ほど煮て出来上がり
煮るとイタドリの酸味が和らぎ、優しい味わいの煮物。七味唐辛子をかけても○。
イタドリの天ぷら
材料
・天ぷら粉 適量
・水 天ぷら粉のパッケージ準拠
作り方
2. 180℃に熱した揚げ油で2~3分揚げ、油を切って塩やめんつゆでいただく
揚げるとホクホクでほんのり酸味ありつつ、イタドリを味わえます!
イタドリのジャム
材料
・グラニュー糖 33g
・レモン汁 5g
作り方
2. 出てきた水分を煮詰め、柔らかくなったらヘラで潰しながらジャムのかたさになったら出来上がり
甘酸っぱくルバーブジャムに煮た味わいで、個人的には一番美味しいイタドリの活用法。
見た目はあんまりですが味は最高です!
ということで、イタドリの下処理・アク抜きと定番の食べ方・レシピでした。
酸味があるので好き嫌いは分かれそうですが、茹で時間で酸味を和らげることもできますし、ジャムのように生かすことも出来ます。
どれもとっても美味しいのでぜひ作ってみてください!